川沿いの桜並木のようすを描いた絵本です。まだ風が冷たい3月半ばの月曜日。いつものように、人々はみんな駅に向かいます。
桜の木は花を咲かせる準備を始めていました。花びらが開くと、真っ先にやって来るのは鳥たちです。次の月曜日、みんなはいつものように駅に向かいますが、この日の朝はいつもとちょっと違います。「しゅうまつには まんかいかねえ」。さくらまつりはもうすぐです。
桜の花に、私たちはいつも励まされていると思います。新年度が始まるころ、見事に咲き誇り、私たちが気持ちを新たにすることを後押しします。
4月半ばの月曜日。花は散り、緑の葉が広がりました。そして、みんなはいつものように、駅に向かって歩いています。(店主)
さくらがさくと
とうごうなりさ さく
福音館書店
2020年2月10日発行
定価1540円(本体1400円+税10%)
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