ブログの説明

絵本・児童書の専門書店です。小さいカフェもあります。

絵本と楽しいひとときを過ごしましょう。素敵な絵本をご紹介します。大切な人とご一緒に、あるいはお一人でも。あなたにぴったりの絵本が見つかりますように!

2026年6月30日火曜日

【お知らせ】冊子「平和をつくるブックリスト」を配布しています!




 くわのみ書房は冊子「平和をつくるブックリスト」の配布を開始しました。平和をつくるための道しるべとなるブックリストです。

 全国45の書店が「平和」をつくるための本を紹介し、冊子にまとめました。各書店がそれぞれの視点で本の紹介を綴ります。

 本を読むことが平和をつくる一助となります。平和は、武力では決してつくれない。この冊子にはその思いが凝縮しています。

 くわのみ書房もその趣旨に賛同し、一文を寄せています。無料で配布します。ぜひお手に取ってご覧ください。(店主)


平和をつくるブックリスト

ふりつづみ天鼓堂・すいかのたね文庫

2026年6月発行

無料


#平和をつくるブックリスト

#BuildLastingPeace


#くわのみ書房

2026年6月26日金曜日

【ご案内】「子どもの本のろうどく会 vol.20」は中止します!

 くわのみ書房は2026年6月27日(土)午前11時から開催を予定していた「子どもの本のろうどく会 vol.20」の開催を中止します。同日は、台風接近のため、臨時休業します。みなさま、お気をつけてお過ごしください。(店主)


#くわのみ書房

【本の紹介】ナイトメア 12のおそろしいゆめ




 詩と絵の組み合わせで、空想の世界を描く絵本です。12編のおそろしい夢物語が綴られています。

 丘の上に立つ館をさまよう亡霊たち、森の中で迷う人を誘う鬼火、牙をむくブギーマンとは何者? 洗練された詩の言葉が私たちの想像を広げます。

 絵はモノクロの線画で描かれ、ひんやりとした感触を読む人に伝えます。一方で、どこかユーモラスな雰囲気を漂わせ、私たちは絵本の世界にひかれていくのです。

 常識では理解できない不気味な物語は、人の心を救う手段になります。一人静かに過ごす夜に、手に取ってみたくなる絵本です。(店主)


ナイトメア 12のおそろしいゆめ

ジャック・ブレラツキー さく

アーノルド・ローベル え

いわじょうよしひと やく


好学社

2025年9月14日発行

定価(本体1,800円+税)


#くわのみ書房

2026年6月25日木曜日

【本の紹介】ぷーん!




 飛行機と一緒に空の旅に出かける絵本です。プロペラで飛ぶ飛行機です。

 プロペラだから「ぷるる ぷるる ぷる ぷる ぷる」と飛び立ちます。「ぷる ぷる ぷる ぷる」と勢いをつけて 「ぷーん!」と飛んでいきます。

 お空ではとりさんと会いました。たくさんのお家が下に見えます。富士山も飛び越えて、よいお天気です。雲の中に入ると、さあたいへん。そこは雨が降っていました。

 でも、雲を抜ければ大丈夫。空の旅はまだまだ続きます。(店主)


ぷーん!

こかぜさち ぶん

わきさかかつじ え


福音館書店

2026年6月5日発行

定価990円(本体900円+税10%)


#くわのみ書房

2026年6月24日水曜日

【ご案内】子どもの本のろうどく会 vol.20




 くわのみ書房は「子どもの本のろうどく会 vol.20」を開催します。くわのみ書房のスタッフが子どもの本を声に出して読みます。子どもだけでなく、大人もご一緒に楽しめます。お気軽にご参加ください。


■日 時:2026年6月27日(土)午前11時~11時30分

■会 場:くわのみ書房

■対 象:子どもと大人

■参加費:無料


※事前のお申し込みは不要です。

※当日の店舗営業は午前12時(正午)から開始します。


〈お問い合わせ〉くわのみ書房

電話:047-419-3567

電子メール:mulberrybookstore@gmail.com

(Facebook、Instagramのメッセージでも受け付けます)


#くわのみ書房

2026年6月19日金曜日

【本の紹介】ぽちっと(ちいさなかがくのとも2026年7月号)




 私たちの街には、ボタンのスイッチを「ぽちっと」押す機会がたくさんあります。子どもはいつも、ワクワクしながらぽちっとします。そんな子どものワクワク感が伝わる絵本です。

 おかあさんとお出かけのとき、子どものちーちゃんは「ぽちっと とうばん」になります。とうばんとして、ぽちっとボタンを押すお仕事を任されているのです。

 横断歩道の信号のボタン、バスを降りるときに押すボタン、日傘を広げるためのボタンなど、とうばんが押さなければならないボタンが次々と現れます。ちーちゃんは知っています。ボタンは何かを変えるスイッチです。その変化を引き寄せた達成感を誇らしく思います。

 ぽちっとするときの、ちーちゃんの真剣な表情が微笑ましい。また、その責任感にあふれた姿を頼もしく思います。(店主)


ぽちっと(ちいさなかがくのとも2026年7月号)

ひがしちから


福音館書店

2026年7月1日発行

定価500円(本体454円+税10%)


#くわのみ書房

2026年6月18日木曜日

【本の紹介】でっかいはくさいくださいな(こどものとも年中向き2026年7月号)




 新しいことにチャレンジする子どもはヒーローです。ヒーローを応援する仲間たちも一緒に描いた絵本です。

 りんくんは自転車に乗れるようになって、うれしくて仕方ありません。お使いにだって、行けます。さっそくおかあさんから、白菜を買ってきてと頼まれました。

 りんくんは、張り切って「でっかい はくさい かってくるよ」といってベルを鳴らします。八百屋さんで買った白菜は本当に「でっかい でっかい」。八百屋さんのおじさんにも手伝ってもらい、重たい白菜をなんとか自転車に乗せました。果たして、無事に帰ることができるでしょうか。

 りんくんを助けてくれたのは仲間の動物たち。大変なこともあったけど、りんくんは「うへん うへん」と得意顔です。歯切れのよい文章とダイナミックな絵で、ヒーローとその仲間たちをのびやかに表現しました。(店主)


でっかいはくさいくださいな(こどものとも年中向き2026年7月号)

渡辺鉄太 ぶん

北村人 え


福音館書店

2026年7月1日発行

定価500円(本体454円+税10%)


#くわのみ書房

【本の紹介】アニカのペンキぬり(こどものとも2026年7月号)




 とてもおしゃれな絵本です。軽やかな色使いの絵が魅力的です。

 スウェーデンに暮らすアニカは今年、5歳になりました。毎年、夏休みには一家で「なつのいえ」にやってきます。今年はそこに、アニカの部屋をつくることになりました。

 物置部屋を片付けて、壁にペンキを塗ります。大喜びのアニカは、ペンキの色は黄色にすると決めました。アニカは黄色が大好き。おかあさんもおとうさんも、アニカが決めたことに賛成してくれました。

 自分の部屋を自分でつくれるなんて、とても素敵で楽しそう。子どもの自立を後押しすることにもなりそうです。(店主)


アニカのペンキぬり(こどものとも2026年7月号)

アニカ・ヒュエット 原案・絵

いまいずみさちこ 文


福音館書店

2026年7月1日発行

定価500円(本体454円+税10%)


#くわのみ書房

2026年6月17日水曜日

【本の紹介】にょきっ!ちんあなご(こどものとも0.1.2. 2026年7月号)




 ちんあなごの日常を紹介する絵本です。仲間たちと一緒に楽しく過ごしているようです。

 ちんあなごは水族館の人気者。一見、へびのような、細長い不思議な形をした海の魚です。普段は、海の底の砂から頭を出し、体の下半分は埋もれています。その姿が何とも不思議で可愛らしい。

 ちんあなごが砂から体全体を出すことは稀なこと。そして、砂に戻るときはお尻から入るそうです。どうやって埋まっていくのか興味津々ですが、水族館で熱心に観察するこの絵本の作者も、実際に見たことはないそうです。

 表情豊かなちんあなご。縦長の画面でダイナミックに描きました。その魅力に、多くの人たちがハマりそうです。(店主)


にょきっ!ちんあなご(こどものとも0.1.2. 2026年7月号)

藤島由美


福音館書店

2026年7月1日発行

定価500円(本体454円+税10%)


#くわのみ書房

2026年6月13日土曜日

【本の紹介】わにおのわのじはどうかくの?




 自分の名前のひらがなを探しにいくお話です。ワクワクしながら読める絵本です。

 お猿の「さるのすけ」はひらがなで自分の名前が書けるようになりました。うれしくなって、友だちのわにの「わにお」に見せました。

 すると、わにおは自分の名前も書いてほしいとさるのすけに頼みます。ところが、さるのすけはまだ自分の名前しか書けません。でも、読むことはできるので、さるのすけとわにおはわにおの名前に使われているひらがなを町まで探しに行くことにしました。

 あらためて見てみると、町にはいろいろな文字があります。文字を探しにお散歩するのも楽しそう。わにおは、美味しいお店に自分の名前のひらがながあるので大喜びです。ホントに食いしん坊ですね。(店主)


わにおのわのじはどうかくの?

乾栄里子 ぶん

出口かずみ え


福音館書店

2026年3月5日発行

定価1,430円(本体1,300円+税10%)


#くわのみ書房

2026年6月12日金曜日

【本の紹介】アリとワヤンのちえくらべ




 アリと子どもの知恵くらべを描いた絵本です。美味しいおやつを狙うアリ、それを守る子ども。闘いの火蓋が切られました。

 ワヤンはインドネシアのバリ島に暮らす男の子。おかあさんがピサンゴレンをつくってくれたので大喜びです。ピサンゴレンは、バナナの天ぷら。ココナッツミルクとシナモンの甘い香りがするお菓子です。

 大好物のピサンゴレン。でも、ワヤンはもうすぐ帰ってくる弟と妹と一緒に食べたいと考えました。やさしいおにいちゃんですね。ふとみると、アリたちもピサンゴレンを食べようとしていました。あぶない、あぶない。そこでワヤンは戸棚の一番上にしまっておくことにしました。ワヤンが一安心してお昼寝を始めますが…。

 大胆な筆使いで、のびのびと子どもの姿を描きます。最後はアリたちにもやさしく接するワヤンをみて、うれしい気持ちになりました。(店主)


アリとワヤンのちえくらべ

すずきえーじ


みらいパブリッシング

2025年7月23日発行

定価1540円(本体1400円)

発売 星雲社


#くわのみ書房

2026年6月10日水曜日

【本の紹介】めだまのスポット〜ふたりでさんぽ〜




 目玉が主人公の絵本です。ちょっとドキッとしますが、かわいらしい目玉たち。仲良し二人組の「めだまのスポット」です。

 スポットたちは散歩好き。歩き回って、いろいろなものに出会います。出会ったものにスポットたちがくっつけば、あら不思議、みんなお顔に見えてきて、生き生きと動き始めます。スポットたちが行くところは、どこも大騒ぎです。

 この絵本の作者は、ミニチュア写真家、そして見立て作家として活躍する田中達也さん。田中さんの手にかかれば、チョコレートケーキはイヌになるし、バナナの皮はおおだこになってしまいます。スポットたちの仲間も集まって、身近なものたちを変身させて遊びます。

 ところで、スポットたちはいったいどこから来たのでしょう? 絵本の最後で分かります。またまた、ちょっとビックリ。スポットたちが無事に戻れてよかったね。(店主)


めだまのスポット〜ふたりでさんぽ〜

作 田中達也


福音館書店

2026年2月15日発行

定価1,650円(本体1,500円+税10%)


#くわのみ書房

2026年6月6日土曜日

【本の紹介】どらごんごんどら




 華やかな絵本です。色鮮やかな絵が読む人の心をウキウキさせます。

 表紙に描かれた、たくさんの竜。扉のページをみると、どうやら竜を形取った船だということが分かります。「どらごんごんどら」です。

 さあさあ、これからどらごんごんどらの旅が始まります。船着場で待っていたのは七福神の面々。はるか宝島を目指します。宝島では、それぞれが宝物を集めました。たくさんの宝物をのせて、次に七福神はどこへ行こうというのでしょう。

 リズミカルな文章を声に出して読み上げれば、いっそう気分が盛り上がります。七福神が最後に着いたところは…。こりゃあめでたい、「おめでとさん!」(店主)


どらごんごんどら

たちばなはるか


偕成社

2025年12月発行

定価[本体価格1600円+税]


#くわのみ書房

2026年6月5日金曜日

くわのみ書房【本の紹介】 どんないえにすみたい?




 お家を紹介する絵本です。どれも個性的で素敵なお家です。

 すべて、ねずみのヘンリエッタがつくったお家です。ヘンリエッタは世界的に有名な建築家です。

 ヘンリエッタは家の設計だけでなく、内装や家具のデザインも手がけます。建築家というより、芸術家。さあ、その素晴らしい芸術作品をたっぷりとご覧ください。

 家の依頼主はいろいろ。りすやねこ、もぐら、鳥のふくろう、お魚のます、そしていもむし! それぞれどんなお家でしょう。丁寧に描いたお家はどれも魅力的で、一つひとつ飽きることなく見入ってしまいます。(店主)


どんないえにすみたい?


文:ジョージ・メンドーサ

絵:ドリス・スーザン・スミス

訳:木坂 涼


好学社

2022年12月発行

定価(本体1,800円+税)


#くわのみ書房

2026年6月3日水曜日

【本の紹介】カラスとカモメ




 黒一色の木版画の絵本です。迫力のある絵が読む人を絵本の世界に引きつけます。

 昔々、まだこの世が始まったばかりのころのお話です。カモメが空にあった太陽をひとり占めして隠してしまいました。困った鳥や動物たちは相談のため森に集まり、カラスが太陽を取り戻しに行くことになりました。

 カラスはさっそく海に向かって飛び立ちます。海辺でシャチを呼び、海の底まで連れて行ってもらえるよう頼みます。さらにウニに頼み、とげをもらいました。さらにどんどん深くもぐっていくと、カモメの家が見えてきました。さて、カラスはどうやって太陽を取り戻すつもりでしょう。とげが大いに役立つようですよ。

 元のお話は、アメリカ・アラスカ州の先住民族、クリンギット族に伝わる昔話です。絵の木版画には作者の遊び心が溢れています。(店主)


カラスとカモメ

二川英一 さく・え


福音館書店

2026年4月5日発行

定価1,320円(本体1,200円+税10%)


#くわのみ書房

2026年5月30日土曜日

【本の紹介】コット、はじめてのドライブ




 子どもに生きる勇気を与える絵本です。子どもは自分が愛されていることを感じ取れば、恐れるものは何もないのです。

 子どもの名前はコット。おとうさんがコットをドライブに誘います。まだ幼いコットは「ドライブ」の意味が分からないようです。コットにとって「はじめてのドライブ」です。

 ドライブで観る景色はダイナミックに変化します。変化して新しくなっていくのです。コットは自分自身も、毎日少しずつ新しくなっていくことを学びます。でも、コットは少し不安に感じたのでしょうか。ドライブの終わりに、おとうさんにこんな問いかけをしました。「ずっと かわらないことって あるのかな」

 コットとおとうさんのドライブは私たちにも素晴らしい景色を観せてくれます。さて、コットの問いかけにおとうさんは「ちゃんと あるんだよ」と答えています。それって、いったい何でしょう? (店主)


コット、はじめてのドライブ

阿部結


佼成出版社

2026年3月15日発行

定価(本体1700円+税)


#くわのみ書房

2026年5月28日木曜日

【本の紹介】かぼちゃスープ




 お話はテンポよく軽快に展開し、楽しみながら読み進めることができる絵本です。一方で、隅々まで丁寧に描き込まれた絵が重厚なイメージをもたらします。

 月の薄明かりに照らされた森の中。古ぼけた白い家がありました。窓に浮かぶ影は、バグパイプを吹くねこと、バンジョーを弾くりすと、歌をうたう小さいあひるの3匹です。

 仲良く暮らしていた3匹は、世界一美味しいかぼちゃスープを作ります。スープ作りでは、いつもそれぞれの役目は決まっています、ところがある朝、あひるが別の役目をしたいと言い出して大喧嘩が始まります。

 とうとうあひるは荷物をまとめ、帽子を被ってお家を出ていってしまいました。夕方になっても、あひるは戻ってきません。3匹は仲直りすることができるのでしょうか?(店主)


かぼちゃスープ

ヘレン・クーパー さく

せなあいこ やく


好学社

2024年9月1日発行

定価(本体1,900円+税)


#くわのみ書房

【お知らせ】冊子「平和をつくるブックリスト」を配布しています!

 くわのみ書房は冊子「平和をつくるブックリスト」の配布を開始しました。平和をつくるための道しるべとなるブックリストです。  全国45の書店が「平和」をつくるための本を紹介し、冊子にまとめました。各書店がそれぞれの視点で本の紹介を綴ります。  本を読むことが平和をつくる一助となりま...