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絵本・児童書の専門書店です。小さいカフェもあります。

絵本と楽しいひとときを過ごしましょう。素敵な絵本をご紹介します。大切な人とご一緒に、あるいはお一人でも。あなたにぴったりの絵本が見つかりますように!

2019年5月30日木曜日

【ご案内】えほんのおはなしタイム




 くわのみ書房は「えほんのおはなしタイム vol.3」を開催します。5歳くらいまでの子どもたちを対象に絵本を読みます。
 お気軽にご参加いただける絵本の読み聞かせの会です。事前のお申し込みは不要です。開始時間までにご来店ください。お待ちしております!

■日 時:2019年5月5日(日)午前11時~11時30分
■会 場:くわのみ書房
■対 象:5歳くらいまでの子ども(保護者同伴)
■参加費:無料

〈お問い合わせ〉くわのみ書房 電話047-419-3567

【本の紹介】いないいないばあさん




 この絵本に出てくるおばあさんはとてもいたずら好きです。孫のりょうちゃんをいつも困らせます。
 どんないたずらかというと、おばあちゃんはときどき突然いなくなったりします。でも、すぐに意外なところからまた出てきて、りょうちゃんをびっくりさせます。
 何回も何回も、いなくなっては、また出てきます。そして、雪の降るある冬の日、おばあちゃんはまたいなくなるなりました。今度はりょうちゃんがいくら呼んでも姿を現しません。「どうしよう、どうしよう」と心配するりょうちゃん。「おばあちゃあ~~ん」と大きな声で叫ぶと、おばあちゃんは「ここよー」といって雪だるまの中から飛び出してきました。
 長いまつげのキュートなおばあちゃん。紫のトップスがとてもお似合いです。りょうくんはこんなおばあちゃんが大好きです。(店主)

いないいないばあさん
佐々木マキ

偕成社
本体1200円+税
2019年4月発行

2019年5月29日水曜日

【本の紹介】昆虫の体重測定




 テントウムシを料理用のはかりに乗せても、体重は測れません。テントウムシはとても軽いから、デジタル式の目盛りは0を表示したままです。
 軽すぎるものの重さはどうやったら測れるのでしょう。この絵本をつくった吉谷昭憲さんは、昔、化学会社に勤めていたときに使っていた「電子てんびん」という特別なはかりのことを思い出しました。電子てんびんは1万分の1グラム、つまり0.0001gの重さから測ることができます。
 吉谷さんは電子てんびんを使って昆虫の体重測定をしてみようと思いつきます。まずはテントウムシから。少し工夫をして、テントウムシの体重を測ることに成功しました。その結果は0.05g! 1円玉の20分の1です。切手1枚分とほぼ同じでした。
 吉谷さんは面白くなって、いろいろな昆虫の体重を測定しています。ヤブカはテントウムシよりももっと軽く、0.0014gでした。蝶では種類によって大きな違いがあり、それぞれの生態と関係がありそうです。同じ種類でもオスとメスでずいぶん違うこともあります。カブトムシは幼虫から蛹、そして成虫へに変化すると、体重は減っていきます。完全変態する昆虫は、ほとんどの種類が成虫になると体重は軽くなるそうです。昆虫の体重測定はとても楽しそうです。(店主)

昆虫の体重測定
吉谷昭憲 文・絵

福音館書店
本体1300円+税
2018年6月10日発行

2019年5月26日日曜日

「大人のための絵本の会」と「親子で楽しむボードゲーム」を開催!





 くわのみ書房は4回目となる「大人のための絵本の会」を5月24日に開催しました。今回も定員いっぱいの6人の方にご参加いただきました。大人向けに絵本の読み聞かせをしていただきます。絵本を読むのは《えほんの木》のユニット名で活躍されている宮本由佳理さんと藤岡美保さんのお二人。今回は「鳥」をテーマに選書していただきました。読んだことのある絵本でも読み聞かせをしていただくことで、あらためてその魅力を再発見することができます。参加者同士の絵本談義を含め、今回も楽しいひとときを過ごすことができました。
 26日は「まちゼミ」の講座として企画した「親子で楽しむボードゲーム」を開催。3組の親子にご参加いただきました。まちゼミは、まちのお店の人がプロならではのコツやノウハウを学べる講座を開きます。くわのみ書房の講座は「学び」より「遊び」。アナログのボードゲームでワイワイガヤガヤ楽しみました。今回は絵本の読み聞かせも楽しんでいただきました。

「大人のための絵本の会 vol.4」
【絵本を読む人】藤岡美保・宮本由佳理
■日 時:2019年5月24日(金)午後7時~8時
■会 場:くわのみ書房
■参加費:500円 ※飲み物とお菓子付き
■定 員:6人

【第2回大久保&実籾ならしのまちゼミ】
くわのみ書房「親子で楽しむボードゲーム」
5月26日(金)午前11時~12時
■対 象:4歳・5歳・6歳の子どもとその保護者
■会 場:くわのみ書房
■定 員:3組
■持ち物:なし
教材費:なし

2019年5月25日土曜日

【本の紹介】いじわるちゃん




 みんなの困った顔を見るのが大好きな子どものお話です。その名も「いじわるちゃん」。今日もいじわるで大忙しです。
 いじわるちゃんはお化けから、一緒にまちの子どもたちを怖がらせようと誘われました。「にやり」と笑って仲間に入ります。でも、お化けたちはいじわるちゃんの凄まじい意地悪ぶりにびっくりして逃げ出してしまいます。一人ポツンと残されたいじわるちゃんは、ちょっと寂しそうです。
 「へへんのへーんだ!」といって強気に歩き始めたいじわるちゃんですが、木の根っこに足をひっかけて転んだり、トゲトゲのいばらにからまったり、穴に落っこちたり、散々な目にあいます。泣きながらまちに戻って友だちをみつけると、もっともっと涙が出てきました。
 いじわるちゃんは友だちから優しく肩を叩かれ、体がふわりと浮かんだような感じがしました。こんな気持ちは初めてです。もういじわるはお終いかな? いえいえ、いじわるちゃんは深呼吸をしあと「にやり」と笑っていますよ。この絵本のお話も、まだまだ終わりそうにありません。(店主)

いじわるちゃん
たんじあきこ

岩崎書店
本体1600円+税
2018年10月31日発行

2019年5月24日金曜日

【本の紹介】ひみつのビクビク




 いつも「ビクビク」と暮らしている子どもがいます。小さな白いお化けのようなビクビクは、その子だけの秘密の友だち。ほかの人には見えないようです。
 ビクビクは子どもを守ってくれます。ビクビクがいるから、その子はこわい目に会うことはありません。冒険もちょっとずつするようになり、だんだん強くなっていきます。
 でも、ある国に引っ越してきたあと、ビクビクは急に大きくなりました。大きなビクビクは子どもが家の外に出ることを邪魔したり、学校でほかの子どもたちと遊ばせないようにします。子どもはひとりぼっちになってしまいました。
 実は、私たちは誰もが「ビクビク」と暮らしています。やがて子どもはそのことを知ります。子どもはもう、ひとりぼっちではありません。子どもにも大人にも読んでほしい素敵な絵本です。ひとりぼっちと思っているすべての人に贈りたい絵本です。(店主)

ひみつのビクビク
フランチェスカ・サンナ 作
なかがわちひろ 訳

廣済堂あかつき
本体1600円+税
2019年4月30日発行

2019年5月23日木曜日

「大人のための絵本の会 vol.4」の参加お申し込みを受け付け中です!



 くわのみ書房は5月24日(金)に開催する「大人のための絵本の会」の参加お申し込みを受け付け中です。お申し込みが定員に達し、受け付けを終了していましたが、キャンセルがあり、お一人分の空きが出ています。大人も絵本を楽しみましょう。お申し込みをお待ちしております。
 今回で4回目の開催となる「大人のための絵本の会」。絵本を読むのは宮本由佳理さんと藤岡美保さんのお二人のユニット《えほんの木》です。絵本を読んだ後は参加者同士で感じたこと、思ったことなどを語り合いましょう。飲み物とお菓子付きです。どうぞお気軽にご参加ください。

【絵本を読む人】《えほんの木》宮本由佳理・藤岡美保

■日時:2019年5月24日(金)午後7時~8時
■会場:くわのみ書房
■参加費:500円 ※飲み物とお菓子付き
■定員:6人

〈お問い合わせ・お申し込み〉くわのみ書房 電話047-419-3567(電子メール・SNSなどでも受け付けます)

2019年5月22日水曜日

【本の紹介】かさのえんそく(こどものとも年少版2019年6月号)




 よいお天気です。丘の上で暮らす猫のタナさんは洗濯をしました。ワンピースやパンツ、くつしたも、みんな外に干しました。
 それからクッキー作りを始めます。するとあんなに晴れていた空が暗くなり、雨がぽつりぽつりと降ってきました。でも、タナさんは気がつきません。雨はどんどん降ってきます。
 「コンコンコン…」と誰かが窓をたたきます。「もしもし あめが ふっていますよ」と教えてくれたのは黒い傘。外を見ると小さな傘たちが洗濯物の上で歌っています。おかげで洗濯物は濡れずにすみました。
 黒い傘は、傘の保育園の園長さん。傘の子どもたちと遠足に出かけたのです。傘たちにとって雨の日は、お出かけできるうれしい日です。傘の子どもたちも本当に楽しそう。雨の日が待ち遠しくなる絵本です。(店主)

かさのえんそく(こどものとも年少版2019年6月号)
うえのよう さく

福音館書店
2019年6月1日発行
本体407円+税

2019年5月19日日曜日

【本の紹介】おとうさんやま(こどものとも年中向き2019年6月号)




 父親の思い出を描いた絵本です。よじ登っていくほど大きな存在だった父親はまるで山のようでした。「おとうさんやま」です。
 足のつま先から登り始めました。おひざの「はげちょろいわ」で一休み。おへそは落とし穴です。気をつけて進みましょう。おやまのてっぺんはぼさぼさです。髪を整髪料で固めていないからです。今日は日曜日でした。
 この絵本の折り込みふろくに掲載されている「作者のことば」に胸が詰まりました。作者は父親とは物心がついてから和やかに会話したという記憶もなかったといいます。でも「憎っくき父」が亡くなったとき、ずいぶん涙を流し、「なんで? というくらい悲しくなった」という作者。時を経て、ふと父親との記憶がよみがえりました。
 この絵本にはそんな父親との思い出が描かれています。日曜日が天国だったころの思い出でした。(店主)

おとうさんやま(こどものとも年中向き2019年6月号)
川本ゆう子 作

福音館書店
2019年6月1日発行
本体407円+税

【本の紹介】シカのはいしゃさん(こどものとも2019年6月号)




 この絵本の舞台は「シカのしかいいん」です。やさしそうな歯医者さんは鹿のシカ先生です。シカ先生のところに動物の子どもたちがやってきました。幼稚園のみんなが歯磨きの練習に来たのです。
 チンパンジーのちょちょまるくんが、なぜかちょっと心配そうにしています。なかなか歯を磨く練習を始めないちょちょまるくんですが、歯科衛生士のアリクイさんに注意されて仕方なく歯ブラシを動かし始めました。すると、下の前歯がぽろっと抜けてしまいます。
 大泣きするちょちょまるくん。最近、歯がぐらぐらして虫歯じゃないかと心配していたのです。でも、シカ先生が教えてくれました。「これから おとなの はが はえてくるんじゃよ。おめでとう!」
 子どもの歯はいったん抜けて大人の歯に生え変わります。歯が抜けた子どもは、ちょっとおマヌケな顔になってもどこか誇らしげ。これから大人になることへの希望と自信に満ち溢れています。ちょちょまるくんも自慢げに歯の抜けたあとを友だちのみんなに見せてあげました。(店主)

シカのはいしゃさん(こどものとも2019年6月号)
宮島千夏 作

福音館書店
2019年6月1日発行
本体407円+税

2019年5月18日土曜日

【本の紹介】ヘリコプターはっしん!(かがくのとも2019年6月号)




 ヘリコプターの仕事ぶりを描いた絵本です。自由に空を飛び回るヘリコプターのカッコいい姿にホレボレします。
 遊覧飛行もありますが、普通の人がヘリコプターに乗ったり身近に見たりする機会はそうそうないでしょう。この絵本はヘリコプターが実際に飛び立つまでのようすを丁寧に描き、興味を引きます。
 ヘリコプターの飛行場はヘリポートと呼ばれ、短いながら滑走路も備えています。ヘリポートからヘリコプターがさっそうと飛び出しました。ヘリコプターの仕事はさまざまです。高い山で荷物を運んだり、カメラで空から地上を撮影したりします。火事の現場に出動したヘリコプターは、消火活動をしたり人を救助したり大活躍です。
 救急医療で使われるドクターヘリをご存知の方も多いでしょう。ヘリコプターに医師や看護師を乗せて救急現場に直行します。ドクターヘリは千葉県にも配備されています。(店主)

ヘリコプターはっしん!(かがくのとも2019年6月号)
小輪瀬護安 さく

福音館書店
2019年6月1日発行
本体407円+税

2019年5月17日金曜日

【本の紹介】珪藻美術館(たくさんのふしぎ2019年6月号)




 「珪藻アート」を紹介する写真絵本です。珪藻アートって、ご存知ですか? 私はこの絵本で初めて知り、その美しさに目を見張りました。
 珪藻については、ガラスのような体を持った藻の一種という程度の知識しか持ち合わせていませんでした。この絵本でも「ガラスの殻を持つ藻」と説明されています。珪藻は自然の中で、水のある場所であれば容易に見つけて採集することができるそうです。
 採集した珪藻をより分けて、薬品に漬けたり水洗いしたりして、ガラスの殻を完璧に、きれいにします。こうして得られた小さなガラスが珪藻アートの作品をつくる材料になります。
 珪藻のガラスの殻を一つひとつ並べて、模様や絵、文字を描きます。キャンバスに相当するのは、ガラス板のプレパラート。完成した作品は目で見ることはできません。顕微鏡をのぞいて鑑賞します。それが珪藻アートです。百聞は一見に如かず。ぜひこの絵本で珪藻アートの世界を堪能してください。(店主)

珪藻美術館(たくさんのふしぎ2019年6月号)
奥修 文・写真

福音館書店
2019年6月1日発行
本体713円+税

2019年5月15日水曜日

「母の友」2019年6月号をお届けします!




 2020年から小学校で英語が「教科」になるそうです。英語教育に、ますます関心が集まりそうです。
 「母の友」2019年6月号の特集テーマは「英語どうする?」。子どもと英語について考察しています。
 いわゆる民間試験の英検やTOEFL、TOEICなどを大学入試で活用することがニュースになっていました。これも国が打ち出した2020年度からの「英語教育改革」の施策の一つ。小学校では、5、6年生で英語が教科となり、成績がつけられるようになります。3、4年生では「外国語活動」という授業が始まります。
 学校教育の中で英語の比重が大きくなるようです。英語学習熱の高まりが見込まれ、そうした中でこそ、冷静に判断する材料が求められています。今回の特集の「英語教育の『本当のところ』」「言語を習得するのに必要なこと」の記事が役立ちそうです。どうぞお手に取ってご覧ください。(店主)

「母の友」2019年6月号

福音館書店
本体537円
2019年6月1日発行

2019年5月12日日曜日

まちゼミ「親子で楽しむボードゲーム」を開催しました!




 くわのみ書房でも「まちゼミ」が始まりました。「親子で楽しむボードゲーム」の講座に3組の親子がご参加くださいました。
 まちのお店の人にプロならではのコツやノウハウを教えてもらえるまちゼミ。くわのみ書房の講座は、学びというより一緒に遊ぶことが目的です。
 今回参加したのは幼稚園の年少、年中、年長の3人。仲良く楽しいひと時を過ごすことができました。
 アナログのボードゲームは、子どもと一緒に大人もワイワイガヤガヤ楽しめます。次回は5月26日(日)。参加無料です。お申し込みをお待ちしております。(店主)

【第2回大久保&実籾ならしのまちゼミ】

くわのみ書房
「親子で楽しむボードゲーム」
5月26日(金)11:00~12:00
対 象:4歳・5歳・6歳の子どもとその保護者
会 場:くわのみ書房
定 員:3組
持ち物:なし
教材費:なし

※お電話でお申し込み下さい。
 TEL.047-419-3567

2019年5月11日土曜日

【本の紹介】こんとん




 この絵本に描かれている「こんとん」は白い毛むくじゃらの動物のような姿をしています。こんとんはいつも空を見上げて笑っているそうです。
 こんとんのことろに、南の海の帝と北の海の帝がやってきます。二人の帝に問いかけられても、こんとんは空を見上げて笑うだけ。二人の帝は、こんとんに二つの目、二つの耳、二つの鼻の穴、そして口になる七つの穴をつくってあげました。
 すると、こんとんは大きな体を震わせ、ばったり倒れてしまいます。そして、そのまま二度と立ち上がれなかったそうです。自分の目で見て、耳で聞いて、鼻で嗅いで、口で語る。それは大変なことだったのだろうと、お話の語り手が伝えます。これでこの絵本のお話はおしまい。
 とても不思議なお話です。お話の語り手は、いつも空を見上げて笑っていたというこんとんが好きだといいます。こんとんとは、きっと「混沌」のことでしょう。混沌としているような世界でも、空を見上げて笑えば、きっと希望が見えるのだと思います。(店主)

こんとん
夢枕獏 文
松本大洋 絵

偕成社
本体1600円+税
2019年2月発行

2019年5月10日金曜日

【本の紹介】Coyote MOOK 安西水丸 おもしろ美術一年生




 絵本の「がたん ごとん がたん ごとん」(福音館書店)は今でも、とても人気のある作品です。この絵本をつくった人が安西水丸です。
 安西水丸は作家の村上春樹さんの作品の表紙や挿絵も数多く手がけ、村上春樹ファンにはお馴染みの存在でした。残念ながら、安西水丸は2014年3月に亡くなりました。71歳。早すぎる突然の死に、多くの人が心を痛めました。
 安西水丸はとても多才な人でした。絵本作家以外に、イラストレーターや漫画家、作家、エッセイストとしても大きな足跡を残しています。そして、理想の美術の教科書をつくることを夢見ていたといいます。
「美術教育は上手い下手で決めすぎる」。従来の美術教育に批判の目を向けていた安西水丸の思いを汲み取ってつくりあげたのがこのムックです。ご本人は「あんまり教育書的にはしたくない」といっていたとか。目指したのは「おもしろ美術の教科書」です。ページをめくれば、授業が始まります。(店主)

Coyote MOOK 安西水丸 おもしろ美術一年生

スイッチ・パブリッシング
本体1500円+税
2019年3月15日発行

2019年5月9日木曜日

「大人のための絵本の会 vol.4」を開催します!




 くわのみ書房は「大人のための絵本の会」を5月24日(金)に開催します。大人も絵本の魅力を再発見しましょう。
 今回で4回目の開催となります。絵本を読むのは宮本由佳理さんと藤岡美保さんのお二人のユニット《えほんの木》です。過ごしやすくなった夜のひとときを絵本と一緒にお過ごしください。
 絵本を読んだ後は参加者同士で感じたこと、思ったことなどを語り合う時間を設けます。思わぬ発見で絵本の楽しみがいっそう深まります。
 お気軽にご参加ください。飲み物とお菓子付きです。

【絵本を読む人】《えほんの木》宮本由佳理・藤岡美保

■日時:2019年5月24日(金)午後7時~8時
■会場:くわのみ書房
■参加費:500円 ※飲み物とお菓子付き
■定員:6人

〈お問い合わせ・お申し込み〉くわのみ書房 電話047-419-3567(電子メール・SNSなどでも受け付けます)

2019年5月8日水曜日

まちゼミ「親子で楽しむボードゲーム」を開講します!




 習志野市の大久保と実籾で「まちゼミ」が開講中です。5月1日から31日までの1カ月間、34店舗で53講座を開講します。
 まちのお店の人が講師になって、プロならではのコツやノウハウを教えてくれる少人数制のミニ講座がまちゼミ。昨年10月に開講して好評を博しました。第2回となる今回も、それぞれのお店が独自の講座を開講します。
 くわのみ書房が今回開講する講座は「親子で楽しむボードゲーム」。アナログのボードゲームで楽しいひとときを過ごしましょう。子どもも大人も一緒に楽しめます。
 参加無料です。参加お申し込みをお待ちしております。(店主)

【第2回大久保&実籾ならしのまちゼミ】

くわのみ書房
「親子で楽しむボードゲーム」
5月12日(日)11:00~12:00
5月26日(金)11:00~12:00
※お電話でお申し込み下さい。
 TEL.047-419-3567

2019年5月5日日曜日

「えほんのおはなしタイム」を開催しました!





 くわのみ書房は絵本作家の宮田ともみさんをゲストにお招きして、「えほんのおはなしタイム vol.2 ー絵本作家・宮田ともみさんとともに」を開催しました。絵本の読み聞かせを行うこの企画。今回は宮田さんに、ご自身の作品の読み聞かせをお願いしました。
 宮田さんはこれまで、「ポッチとノンノ」(ひさかたチャイルド)、「ちっちゃなてんし」(アリス館)、「ゆきのあかちゃん」(同)を出版されています。この日、宮田さんに「ちっちゃなてんし」を読んでいただいたほか、当店スタッフが「ポッチとノンノ」を読みました。宮田さんと当店スタッフによるオカリナデュオの演奏も楽しみました。ご購入いただいた絵本には、もちろん宮田さんにサインをしていただきました。(店主)

えほんのおはなしタイム vol.2 ー絵本作家・宮田ともみさんとともに
■日 時:2019年5月5日(日)午前11時~11時30分
■会 場:くわのみ書房
■対 象:5歳くらいまでの子ども(保護者同伴)
■参加費:無料
■ゲスト:絵本作家・宮田ともみさん

2019年5月4日土曜日

【本の紹介】Michi みち




 鍵が付いたドアを開けて、子どもが前を進もうとしています。子どもが進む道が、この絵本の舞台です。
 そのまま一本道を進む訳ではありません。ページをめくると、子どもは街に迷い込んでいました。道は複雑に分かれ、まさに迷路。街は迷宮の世界です。子どもがどこにいるのか探してください。でも道はまだまだ続いています。さらにページをめくりましょう。
 ところで、この絵本には前後がありません。どちらの表紙からも同じように読み始めることができます。ひとつの表紙から男の子、もうひとつの表紙から女の子が歩き始め、やがて二人は絵本の中で出会うことになります。
 子どもたちは次々と迷宮に入り込みます。でも、進む道はすべてつながっています。この絵本に描かれた多様な世界も、実はたった一つの世界だったことに気づきます。(店主)

Michi みち
Junaida

福音館書店
本体2300円+税
2018年11月15日発行

2019年5月3日金曜日

茶話会に絵本作家・宮田ともみさんをお招きしました!




「くわのみ書房の茶話会」を初めて開催しました。大型連休中の5月2日、ゲストにお招きしたのは絵本作家の宮田ともみさんです。
 当日は店内で宮田さんの作品の「ポッチとノンノ」(ひさかたチャイルド)と「ちっちゃなてんし」(アリス館)の原画を展示する一日原画展も開催。店内は多くの原画が並ぶ贅沢な空間となりました。
 宮田さんには「絵本づくりのうちあけ話」というタイトルでお話しいただき、絵本制作のプロセスや作品に対する思いを語っていただきました。原画を観ながら、作家から自作品の解説を聞く貴重な機会となり、興味深いお話が続きました。
 宮田さんはオカリナ演奏も得意です。やはりオカリナを演奏す店主の連れ合いと組んだオカリナデュエットのユニット「トゥインクルバーズ」で3曲演奏するというおまけつきの茶話会。定員いっぱいの6人の参加者と一緒に楽しいひとときを過ごしました。(店主)

くわのみ書房の茶話会-絵本作家・宮田ともみさんを囲んで
■ゲスト:絵本作家・宮田ともみさん
■日時:2019年5月2日(木)午後6時~8時
■会場:くわのみ書房

※写真はトゥインクルバーズ



一日原画展を開催しました!




 くわのみ書房は5月2日に「宮田ともみ一日原画展」を開催しました。くわのみ書房が初めて開く原画展です。
 絵本作家・宮田ともみさんの作品を展示する一日限定の原画展でした。宮田さんがこれまでに出版された絵本から、「ポッチとノンノ」(ひさかたチャイルド)、「ちっちゃなてんし」(アリス館)の原画を観せていただきました。
 原画から作家の作品に対する思いが強く伝わってきます。原画を観ることで絵本の見方がより一層深まると思います。
 ご来場いただいたお客様、また原画展開催にご協力いただいた宮田さんにあらためて感謝申し上げます。宮田さんには次回、「ゆきのあかちゃん」(アリス館)の原画展開催をお願いできればと考えています。どうぞご期待ください!(店主)

宮田ともみ一日原画展
■会場:くわのみ書房
■日時:2019年5月2日(木)午前11時~午後6時

※写真は宮田ともみさんとくわのみ書房店主

フリーペーパーの「矢野家」最新号(その24)をお届けします!




 千葉県習志野市在住の矢野紗代子さんが不定期で発行するフリーペーパーが「矢野家」です。矢野家の日常や子どもたちの成長を赤裸々に描きます。
 矢野家は両親と子ども二人の四人家族。長男のタイちゃんは今年、小学校に入学しました。超慎重派のタイちゃんですが、がんばって学校に通っているようです。
 今号ではタイちゃんが2年間お世話になった幼稚園時代の生活ぶりが綴られています。悩むことも少なくなかったようですが、振り返れば苦しくも楽しかった2年間。おかあさんのヤノさんは「あぁ、もう戻れないのかあ…」と名残惜しんでいます。
 2さいの長女のアヤちゃんも4年制の保育施設に入園しました。普段はお下がりばかりのアヤちゃんが、式典続きで素敵なワンピースを着せてもらい、とても喜んでいるようすが4コマ漫画で紹介されています。ウキウキでスカートをひらひら。かわいい姿が目に浮かびます。「矢野家」はくわのみ書房でも配布中です。(店主)

「矢野家」その24
発行:矢野紗代子
2019年4月27日発行

【本の紹介】イヌワシつかいのエルジャン

 モンゴルの高地に住む子どもの成長を描いた絵本です。そこではイヌワシを使う狩りが古くから行われていました。子どもの「エルジャン」は父親に習い、イヌワシつかいへの道を歩み始めます。  お話はイヌワシのヒナを捕まえに行くところから始まります。イヌワシをヒナから育てあげ、狩りができるよ...