高校生のころ、千葉県の岩井海岸でたくさんの流れ星を見たことがあります。小さな光が5〜10分間隔で流れ落ちてくる夜空を飽きることなく眺めていました。
流れ星に色の違いがあることを、この絵本で初めて知りました。表紙の流れ星は、まるで虹のように光っています。
流れ星のもとになるちりの成分や速度の違いによって、発光するとき異なる色になるそうです。この絵本で赤や緑の流れ星を見ることができます。肉眼でも色の違いを分かるときがあるようです。いつか実際に見てみたいものです。
夏の夜空の流れ星。岩井海岸で見たのは、もう50年も前のこと。流れ星を見つければ、あのころの自分に戻れるような気がします。(店主)
ながれぼし
武田康男 監修・写真
小杉みのり 構成・文
岩崎書店
2020年12月31日発行
定価(本体1300円+税)
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