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2018年4月12日木曜日

【本の紹介】もやし(かがくのとも2018年5月号)



 表紙をめくると、ラーメンが2つ。これから昼食です。野菜たっぷりのラーメンには、もやしもたくさん入っています。シャキシャキっとしたもやしはとても美味しい。でも、「もやし」が野菜の名前ではないことを知っていましたか? この絵本で、もやしについて知識を深めましょう。
 八百屋さんやスーパーマーケットなどで買ったもやしを見ると、とても不思議な形をしています。からのようなものや細い根っこがついています。その理由は、もやしの作り方を知ると分かります。
 よく見かけるもやしは、緑豆という豆から作られます。水分を与えて光を当たらないように育てるともやしになります。もやしとは、このように光が当たらないことろで種や豆から出てくる新しい芽のことを言います。「かいわれ」や「スプラウト」も、もやしの仲間です。土が無くても根や茎が伸びて、種や豆の時よりも栄養が増えているそうです。ますます不思議ですね。
 緑豆以外に、大根やブロッコリー、えんどう豆、大豆などの種や豆も、日の当たらないところで育てるともやしになります。では、もやしを土に植えて、日の当たるところで育てるとどうなるのでしょう。もやし作りと合わせて、実際にやってみると面白そうです。(店主)

もやし(かがくのとも2018年5月号)
野坂勇作 さく

福音館書店
2018年5月1日発行
本体389円+税

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