ブログの説明

絵本・児童書の専門書店です。小さいカフェもあります。

絵本と楽しいひとときを過ごしましょう。素敵な絵本をご紹介します。大切な人とご一緒に、あるいはお一人でも。あなたにぴったりの絵本が見つかりますように!

2021年3月9日火曜日

【本の紹介】へっちゃらプーちゃん(こどものとも年少版2021年4月号)




 読み始めれば、誰もが主人公のプーちゃんになりきってしまいそうな絵本です。プーちゃんは桃色のこぶた。お尻にかわいいしっぽがくるんと付いています。

 プーちゃんは「やまで あそんでくるよ」といって出かけます。「よく きをつけるんだよ」と声をかけるおとうさんに、プーちゃんは「へっちゃらだい。いってきまーす」。

 ところが、プーちゃんは坂を転がったり、川に落ちたり、ノイバラのトンネルに入り込んで怖くなったり、いろいろたいへんな目に遭います。それでも、プーちゃんはへっちゃらです。

 「へっちゃら、へっちゃら、へっちゃらプー

  ぼくはへちゃらプーちゃんだい」

 プーちゃんの楽しい歌声が聞こえてきます。

 プーちゃんはおとうさんに、いっぱい遊んできたことを誇らしげにお話しします。それをしっかり受け止めたおとうさんもうれしそうです。(店主)


へっちゃらプーちゃん(こどものとも年少版2021年4月号)

本田いづみ 文

さとうあや 絵


福音館書店

2021年4月1日発行

定価440円(本体400円+税10%)

0 件のコメント:

【本の紹介】ごりらの おばあちゃん(ちいさなかがくのとも2025年9月号)

 ごりらを生き生きと描いた絵本です。この絵本を読めば、きっとごりらが好きになります。  ごりらのばあちゃんと、その孫の会話が続きます。孫は、ばあちゃんに遊んでほしくてたまらないようです。  もちろん、ごりらが人間の言葉で会話することはありえません。でも、本当にこんな会話が聞こえて...