ブログの説明

絵本・児童書の専門書店です。小さいカフェもあります。

絵本と楽しいひとときを過ごしましょう。素敵な絵本をご紹介します。大切な人とご一緒に、あるいはお一人でも。あなたにぴったりの絵本が見つかりますように!

2022年2月3日木曜日

【本の紹介】いきものづくし ものづくし 6




 シリーズ6冊目の絵本です。このシリーズはものの多様性をそれぞれ丁寧に描き込んだ絵で紹介します。

 1つのテーマは見開き2ページで完結します。最初のテーマが度肝を抜きます。「さるのかお」。たくさんの猿の顔が私たちを見つめています。

 次の「とんでいるこんちゅう」で描かれた虫たちは、どれもカッコよくて惚れぼれします。キンバエはちょっとユーモラスでおかしい。

 面白い視点と思ったのは「しまもようのいきもの」。動物だけでなく、魚や鳥もいます。虫や、爬虫類の蛇もいます。どうして縞模様なんだろうという疑問が自然と浮かびます。それがこの絵本の面白いところです。(店主)


いきものづくし ものづくし 6

なかの真美 松岡達英 島津和子 しもかわらゆみ 津村仁美 高原美和 影山徹


福音館書店

2021年8月5日発行

定価2420円(本体2200円+税10%)

0 件のコメント:

【本の紹介】水はうたいます

 私たちの命を支える水。一滴の水はやがて大きな流れとなり、みずみずしい世界をつくります。  世界の至るところで、水はその姿形を変えていきます。まるで一つの音符が集まって壮大なシンフォニーを奏でるように。  水はうたいます。私たちは確かに、水のうたを聴くことができるでしょう。それは...