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2015年9月30日水曜日

【本の紹介】おさる日記

おさる日記
偕成社 

和田誠 文
村上康成 絵

 船乗りのおとうさんからお土産にもらったのは小さいお猿でした。この日記は、おとうさんに抱っこされたお猿と「ぼく」が初めて会ったときから始まります。
 お猿に名前を付けました。おかあさんと相談して「もんきちしました。もんきちはブランコに乗れるようになるし、バナナを自分で剥いて食べられるようになるし、どんどん成長していきます。
 ぼくは学校で理科の時間に、魚がとかげになり、とかげが毛ものになってお猿になり、お猿が人間になったとうお話を聞きました。もんきちも毛は薄くなるし、尻尾も短くなって、だんだん人間になるみたい。
 日記形式でテンポ良くお話が進みます。もんきちの成長ぶりもかわいらしい。お話の最後は子供も大人もちょっとびっくり。読み終わっても、どきどきしてしまう楽しい絵本です。

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