スーホの白い馬
福音館書店
大塚勇三 再話
赤羽末吉 画
これはモンゴルのお話です。主人公はスーホという羊飼いの少年。そして、スーホが大事に育てた白い馬です。ある日、スーホが草原で生まれたばかりの白い子馬を見つけて、家に連れて帰ったところから物語が始まります。
子馬は雪のように白く、誰もが見とれるほどでした。スーホは白馬がかわいくてたまりません。白馬はかわいいだけではありません。羊を襲う大きなおおかみとも勇敢に戦う力も持っていました。
ある年の春、殿様が町で競馬をするという知らせが伝わってきました。仲間たちから白馬と競馬に出るよう勧められたスーホは、見事一等になりました。でも白馬を殿様に取られてしまいます。この先、スーホと白馬にはどんな運命が待っているのでしょう。
迫力のある絵でダイナミックに描かれたモンゴルの草原や町のようす。まるで映画をみているようにイメージが広がっていく絵本です。
ブログの説明
絵本・児童書の専門書店です。小さいカフェもあります。
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2015年9月18日金曜日
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