星を解説する絵本です。おばあちゃんが孫の「ルナ」に語ります。
月のお話から、太陽、そして惑星へと話題が広がります。星座のお話になり、昔の人たちが星の動きから地上の出来事を予想してことが語られます。
ルナは夏休みになって、おばあちゃんの家に来たようです。学校に馴染めなかったのか、ルナは少し元気がありませんでした。でも、おばあちゃんから星のお話を聞いているうちに、だんだん笑顔を取り戻します。
いつも星空をながめているおばあちゃんは、星に守られ、誰に対しても優しくなれる人になっていたようです。おばあちゃんの優しさに触れて元気になったルナも、きっと別の誰かを力づけられる人になったと思います。(店主)
星空をながめて(たくさんのふしぎ2022年9月号)
関口シュン 作
福音館書店
2022年9月1日発行
定価440円(本体400円+税10%)
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