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2022年3月31日木曜日

【本の紹介】ぼく




 死を考えるとき、同時に生を考えることになります。死と見つめ合うことを通じて、これからの生き方に思いを馳せる。この絵本がそのきっかけになることを願っています。

 一人の子どもの言葉が続きます。「ぼくは しんだ」「じぶんで しんだ」「ひとりで しんだ」

 そこには普通の生活があったように思います。でも、子どもは死んでしまった。理由は分かりません。だから、私たち一人ひとりが考えます。

 考えることで、一人ひとりがきっと希望を見出せるはずです。死んではいけません。(店主)


ぼく

作 谷川俊太郎

絵 合田里美


岩崎書店

2022年1月31日発行

定価(本体1700円+税)

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