未来を舞台に不思議なお話が展開されます。約1000年後の3024年、チョコレートは誰も食べたことがないものになっていたようです。
博物館にやってきたマヤ。大昔の「ほん」というものを見て、かつて「チョコレート」という食べ物があったことを知ります。それは、口の中でとろりとろける甘いお菓子。マヤは「たべてみたいなあ」と思うのでした。
パパもママも、チョコレートのことは知らないようです。マヤはチョコレートを求め、空飛ぶ乗り物の「フライごう」で探検に出ました。チョコレートはなかなか見つからず、疲れ果てたマヤの目の前に古いロボットが現れました。ロボットは、誰かがチョコレートを作りに来るのを待っていたというのです。
未来の世界を大胆なタッチの絵で描いた絵本です。私たちの未来はどんな世界になっているのでしょう。いくら便利になっても、チョコレートが無くなってしまうのはいやですね。マヤはうまくチョコレートを作ることが出来たのでしょうか。(店主)
ミライチョコレート
ザ・キャビンカンパニー
白泉社
2024年1月24日発行
定価 1500円+税
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