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2025年3月19日水曜日

【本の紹介】こうえん通りのへんな家



 日の光の温もりを感じる絵本です。柔らかいタッチの絵の中は、心地よい風が流れているようです。

 公園から続く道の脇に赤い屋根の小さな家が建っています。いつも窓が閉まり、庭は荒れ放題で、いつしか幽霊屋敷といわれるようになっていました。

 そこには一人のおじいさんが暮らしていました。ある日、子どもの飼い猫が家の中に入り込んでしまい、その後を追った子どもがおじいさんと知り合います。それをきっかけに、おじいさんは庭に出て、日の光が気持ちよいことに再び気づくのです。

 作者はイタリア在住の日本人画家です。描かれた風景は、どこか日本と異なる雰囲気を感じさせます。(店主)


こうえん通りのへんな家

はせがわまき


工学図書(山烋のえほん)

2024年11月29日発行

定価(本体1,800円+税)


#くわのみ書房

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