ブログの説明

絵本・児童書の専門書店です。小さいカフェもあります。

絵本と楽しいひとときを過ごしましょう。素敵な絵本をご紹介します。大切な人とご一緒に、あるいはお一人でも。あなたにぴったりの絵本が見つかりますように!

2023年9月16日土曜日

【本の紹介】うちのライオン うちのトラ −ネコのひみつ−(かがくのとも2023年10月号)




 ネコ好きの人が大勢います。人気の理由は、人に従順な素振りを見せず、勝手気ままに生きているところにあるのかもしれません。

 人間のうちに飼われているネコは、ときおり野生の姿を見せるときがあります。草原や森に暮らすライオンやトラはネコの仲間。うちのネコには、野生のライオンやトラと似ているところがあるのです。

 この絵本は、うちのネコと野生のネコの仲間がどんなふうに似ているのか解き明かします。うちのネコのようすを野生の仲間たちに当てはめれば、その理由も分かるのです。ネコのひみつを探っていきましょう。

 もともと人間はネコにネズミを捕ってもらいたかったので、自由に行動できるように飼っていたようです。そのため、ネコは野生に近い姿を維持してきたそうです。とはいえ、うちのネコの役割は変化し、今ではネズミを捕ることはほとんど期待されていません。人間に長く飼われている間にその姿も変容してきているようです。(店主)


うちのライオン うちのトラ −ネコのひみつ−(かがくのとも2023年10月号)

伊澤雅子 ぶん

田中豊美 え


福音館書店

2023年10月1日発行

定価440円(本体400円+税10%)

0 件のコメント:

【本の紹介】ごりらの おばあちゃん(ちいさなかがくのとも2025年9月号)

 ごりらを生き生きと描いた絵本です。この絵本を読めば、きっとごりらが好きになります。  ごりらのばあちゃんと、その孫の会話が続きます。孫は、ばあちゃんに遊んでほしくてたまらないようです。  もちろん、ごりらが人間の言葉で会話することはありえません。でも、本当にこんな会話が聞こえて...