3回目の「ならしのスタディーズ」が開かれました。習志野市の京成大久保駅前の公共施設再生事業をきっかけに始まったトークイベントです。街の活性化をめざし、市内で活躍するゲストのお話を聞いた後に参加者同士が感想やこれからできそうな何かについて話し合います。魅力ある街づくりに、地域住民の積極的な関わりが求められています。
習志野市本大久保の「ギャラリー&レンタルスペース林檎の木」で開かれた「ならしのスタディーズ 妄想ぺちゃくちゃ編 Vol.3」。今回のテーマは「産業と仕事」です。ゲストスピーカーは習志野市協働経済部産業振興課の藤原友哉さんと障害者就業・生活支援センターあかね園の松尾公平さん、写真館の「日々是好日」の松浦祥平さんの3人でした。
習志野市産業振興課の藤原さんは、市内の産業についてデータを示しながら説明しました。小売業や飲食店、医療・福祉などサービス産業が多くの割合を占めていますが、東習志野地区では製造業も活発で、技術的に高い評価を得ている企業もあるそうです。また習志野市は交通拠点とのアクセスがよいことから、流通関連産業でも大きな可能性を秘めているとのお話もありました。
あかね園の松尾さんは、障害を持っている人が出来る限り自立した生活が送れるようにするため、あかね園が行なっている取り組みについて紹介しました。松尾さんは、少し時間がかかるものの障害者はほとんどの業務をこなせると説明します。障害があってもできることを見出し、それを企業に積極的に売り込むなど、障害者の仕事を作り出す役割も担っているそうです。
日々是好日の松浦さんは、当日まで同じ会場で開催中の写真展「もうひとつの結婚式」の作品をスライドショーで紹介しました。単なる記録に止まらない写真の力が十分に伝わります。写されたことが記憶として残り、それらが蓄積されて人が住む街を作り上げていくことを実感しました。
日々是好日の松浦さんは、当日まで同じ会場で開催中の写真展「もうひとつの結婚式」の作品をスライドショーで紹介しました。単なる記録に止まらない写真の力が十分に伝わります。写されたことが記憶として残り、それらが蓄積されて人が住む街を作り上げていくことを実感しました。
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