フクロウとの暮らしを綴った「フクロウが来た」(筑摩書房)の読書会に参加しました。著者の刈谷夏子さんも参加する読書会。熱く濃厚なフクロウ談義を楽しませていただきました。開かれたのは6月30日。会場は、くわのみ書房からほど近いカフェ・リトルズーでした。ここはフクロウやカメたちに会えるカフェとして、雑誌などでもよく紹介されているお店です。刈谷さんがフクロウの「ぽー」を譲り受けたのもリトルズーでした。参加者はフクロウやワシなどの猛禽類やカメを飼育されている方々がほとんど。実際にご自分のミミズク(?)を持参された方もいました。実際に間近で拝見すると、パッチリ大きな目でとてもかわいい。刈谷さんは、本の中でも書かれていますが、「ぽーのことをペットとは思っていない」とお話されます。暮らしをともにしながら、より自然に近い立ち位置にいるフクロウたち。自然を破壊しなければ生きていけない人間が、自然を守ろうと言うことの矛盾。人と自然の関わりは一筋縄ではいかない。そんなことを考えさせられた読書会でした。
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絵本・児童書の専門書店です。小さいカフェもあります。
絵本と楽しいひとときを過ごしましょう。素敵な絵本をご紹介します。大切な人とご一緒に、あるいはお一人でも。あなたにぴったりの絵本が見つかりますように!
2017年7月1日土曜日
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