「昔話を子どもたちに」と題した講演会が千葉県船橋市で開かれました。講師の伊藤明美さんは、浦安市立中央図書館の司書として長年活躍され、朝日新聞の「子どもの本棚」の書評委員なども歴任されました。現在も小学校や保育園、学童保育クラブなどでお話の語りを実践されています。
講演会の前半は、伊藤さんが語る昔話を楽しみました。「バター坊や」や「かしこいグレーテル」など外国の昔話のほか、日本の昔話も取り上げていただき、伊藤さんのやさしい語り口に耳を傾けながら、心地よいひとときを過ごしました。
後半の講演では、勤務されていた図書館で「アウトリーチサービス」として館外に出て行く活動に取り組んでこられたことを紹介。そもそも本に関心がなく図書館に来ない人も
いるため、「図書館員がいるところが図書館になる」という考え方で活動場所を積極的に広げてきたとお話しされました。
伊藤さんはお話しの語りを行う際、一方的に語るだけではなく、聞く側と対話する気持ちになることの大切さを指摘されています。語り手として、お話を聞く人たちの楽しさも感じることになります。お話の語りを通じて子どもたちの心を楽しませることができる。伊藤さんは、今後もこうした活動を社会に広めていきたいと話されました。
いるため、「図書館員がいるところが図書館になる」という考え方で活動場所を積極的に広げてきたとお話しされました。
伊藤さんはお話しの語りを行う際、一方的に語るだけではなく、聞く側と対話する気持ちになることの大切さを指摘されています。語り手として、お話を聞く人たちの楽しさも感じることになります。お話の語りを通じて子どもたちの心を楽しませることができる。伊藤さんは、今後もこうした活動を社会に広めていきたいと話されました。
0 件のコメント:
コメントを投稿