子どものころ、夏休みには父の実家に、泊まりがけでよく行きました。父の実家は群馬県の農家です。東京で生まれ育った子どもにとって、田舎の生活を体験するよい機会でした。
この絵本では、主人公のともちゃんが夏休みに、おじいちゃんとおばあちゃんが暮らす家に行きます。ともちゃんはおじいちゃんと畑に行き、野菜を収穫します。
急な雨に降られますが、お天気続きだった畑には恵みの雨でした。おじいちゃんが教えてくれました。「はたけに とったら どっちもだ。はれているのも、いいおてんき。あめの ふるのも、いいおてんき」。
畑にはカエルやバッタ、チョウチョ、テントウムシなど、いろいろな生き物が住んでいます。畑の住人たちをどうぞ見逃さないでください。
いいおてんき(こどものとも年中向き2017年8月号)
福音館書店
2017年8月1日発行
なかのゆき 文
井上文香 絵
本体389円+税
本体389円+税
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