カーテンがかけてある窓の向こうには外の世界が広がっているはずです。ふわりとカーテンを開けてくれるのは風。カーテンの隙間から、少しだけ外とつがります。
カーテンに隠れていた窓辺。そこに来てくれたのは誰か当てっこしましょう。ねこやすずめ、カエル、トンボ、そしてうれしいことに、最後にはリスも来てくれました。
色鉛筆で描かれたやさしいトーンの絵は、子どもたちの目で実際に見ているような雰囲気です。シンプルながら、奥行きを感じさせます。
表紙の白いちょうちょは、ひらりと窓から入り、裏表紙を見ると、そのままカーテンにとどまって外への関心を誘います。幼い子は、窓を通じて外の世界と出会う楽しさを感じているのでしょう。
表紙の白いちょうちょは、ひらりと窓から入り、裏表紙を見ると、そのままカーテンにとどまって外への関心を誘います。幼い子は、窓を通じて外の世界と出会う楽しさを感じているのでしょう。
カーテンふわり(こどものとも0.1.2 2017年8月号)
福音館書店
2017年8月1日発行
澤口たまみ 文
どいかや 絵
本体389円+税
本体389円+税
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