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絵本・児童書の専門書店です。小さいカフェもあります。

絵本と楽しいひとときを過ごしましょう。素敵な絵本をご紹介します。大切な人とご一緒に、あるいはお一人でも。あなたにぴったりの絵本が見つかりますように!

2020年5月26日火曜日

くわのみ書房オリジナル絵本トートバッグ、追加入荷しました!



 ご好評いただいた「くわのみ書房オリジナル絵本トートバッグ」が追加入荷しました。ただ今、絶賛販売中です。

 くわのみ書房の店舗の図柄をあしらったトートバッグをご近所の仲間が手作りしてくれました。消しゴムはんこのイラストがキュートです。絵本の「ぐりとぐら」が余裕を持って入るサイズです。縦33cm、横26cm、マチはありません。

 本体価格は900円(税込990円)です。通信販売にも対応します。電話、メール、SNSメッセージなどでご連絡ください。

 当店だけのオリジナル。毎日、気軽に使えます。この機会にぜひどうぞ!(店主)


くわのみ書房オリジナル絵本トートバッグ

縦33cm×横26cm(マチはありません)

本体900円+税

【本の紹介】うさぎさんのたんじょうび



 もうすぐ梅雨入りです。雨の日だって子どもたちは楽しそう。傘をさしてはしゃぐ子どもたちを見つめるやさしい目からこの絵本が生まれました。

 せっかくの誕生日が雨になったうさぎさん。窓のそばで「つまらないな」とつぶやいていると、ドアをトントンと叩く音がします。開けてみると、そこには大きな赤い傘。うさぎさんは「どなたですか?」と尋ねます。

 傘を上げるとペンギンさんでした。誕生日のお祝いに来てくれました。プレゼントは傘と同じ色のりんごです。お友だちが次から次へとやって来ます。みんな、素敵なプレゼントを持っています。どんなプレゼントでしょう。傘がヒントになっているようです。

「ごめんくださーい」と声がして、ドアを開けると傘が二つフワフワと浮いていました。おやおや、いったい誰かな。うさぎさんの誕生日パーティーはとてもにぎやかです。(店主)


うさぎさんのたんじょうび(こどものとも年少版2020年6月号)

小川かなこ さく


福音館書店

2020年6月1日発行


本体400円+税

2020年5月22日金曜日

【本の紹介】まぼろし色のモンシロチョウ 翅にかくされた進化のなぞ



 モンシロチョウの謎を追いかける絵本です。モンシロチョウは、見た目だけはオスとメスの区別がつけられないようです。では、オスは結婚相手を探すとき、どうやってメスを見つけるのでしょうか。お話はこの謎からスタートします。

 謎を解く鍵は、モンシロチョウが見ることのできる「色」の違いにあります。人間が見られる色は、虹となって並ぶ赤、橙、黄、緑、青、藍、紫の七色です。両端の赤と紫の外側の色は、それぞれ赤外色、紫外色と呼ばれ、人間は見ることができません。でも特別なフィルターをつけたカメラで撮影してみると、モンシロチョウのメスのはねには紫外色が含まれていることが分かりました。モンシロチョウが紫外色を見られることも分かりました。オスは、メスのはねの紫外色を手掛かりに結婚相手を見つけていたのです。

 この絵本の文章を書いた小原嘉明さんは、紫外色を含むメスのはねの色を「まぼろし色」と名付けました。小原さんが日本のいろいろな場所でまぼろし色について調べてみると、地域によって違いがあることが分かりました。さらにイギリスでは紫外色がたいへん弱く、まぼろし色をしていないことも分かりました。では、イギリスのオスはどのようにしてメスを見つけているのでしょう。謎はさらに広がります。

 日本とイギリスで違うモンシロチョウのはねの色。では日本とイギリスの間にあるユーラシア大陸ではどうなっているのでしょう。世界のモンシロチョウのまぼろし色を調べていくうちに、小原さんにはモンシロチョウの進化の過程も見えてきました。でも小原さんは、まだまだ分からないことがたくさんあるといいます。私たちの身近にいるモンシロチョウ。でもそのはねには、まだまだ大きな謎が残されているのです。(店主)


まぼろし色のモンシロチョウ 翅にかくされた進化のなぞ(たくさんのふしぎ2020年6月号)

小原嘉明 文

石森愛彦 絵


福音館書店

2020年6月1日発行

本体700円+税

2020年5月18日月曜日

【本の紹介】絵本画家 赤羽末吉 スーホの草原にかける虹


 赤羽末吉の生涯を詳細に描いた伝記です。数々の名作絵本を生み出し、日本の絵本文化の礎をつくったといっても過言ではない赤羽末吉。その声に耳を傾ければ、絵本をもっと身近に、もっと楽しく感じることができるようになります。

 壮絶な人生であったともいえるでしょう。戦争の時代を経て、赤羽末吉は三人の子どもを失っています。「かさじぞう」(福音館書店)で絵本画家のデビューを果たしたとき、赤羽末吉は50歳になっていました。その後、「スーホの白い馬」(同)など、今でも私たちの心に響く絵本を数多くつくりました。

 この本の著者は赤羽末吉の三男の妻。義父の赤羽末吉と、家族の一員として接したことになります。ただ結婚するまで、すでに著名だった赤羽末吉のことはほとんど知らなかったようです。予備知識が無かった分、また著者本来の性格も幸いしたのか、赤羽末吉に気後れすることなく接することができたようです。その結果、私たちは素のままの赤羽末吉の姿を見せてもらえることになりました。

 一方で、著者は膨大な資料に当たり、赤羽末吉の姿を客観的に描きました。直接な資料がない場合は、時代背景を探る間接的な資料も用いて実像に迫ります。生々と浮かび上がる絵本画家とその家族の物語。それは一つの時代を生き抜いた人間を描く大河ドラマのように思えます。

 赤羽末吉は私にとって、絵本を判断するための基準の一つになっています。この本でも紹介されている、赤羽末吉が発した「子どもたちに嘘をつかないですむ」という言葉。著者の講演を初めて聞いたときから、私の心に残っています。(店主)


絵本作家 赤羽末吉 スーホの草原にかける虹

赤羽茂乃


福音館書店

2020年4月25日発行

本体2500円+税

2020年5月15日金曜日

くわのみ書房オリジナル絵本トートバッグが再入荷しました!



 お待たせいたしました。ご好評いただいた「くわのみ書房オリジナル絵本トートバッグ」が再入荷しました。追加販売いたします。

 くわのみ書房の店舗の図柄をあしらったオリジナルのトートバッグです。ご近所の仲間が手作りしてくれました。キュートなイラストは消しゴムはんこで描きました。縦33cm、横26cmのサイズで、絵本の「ぐりとぐら」が余裕を持って入ります。マチはありません。

 店内販売のほか、通信販売にも対応します。電話、メール、SNSメッセージなどでご連絡ください。本体価格は900円(税込990円)です。

 当店だけのオリジナル。毎日、気軽に使えます。この機会にぜひどうぞ! (店主)


くわのみ書房オリジナル絵本トートバッグ

縦33cm×横26cm(マチはありません)

本体900円+税

2020年5月13日水曜日

【本の紹介】なかよしの水



 タンザニアの昔話の絵本です。日照りが続く中、森の動物たちが飲み水を得るまでのお話が語られます。水は生きるために絶対必要なもの。ユーモアを感じさせるお話は、私たちが生きていく上で本当に必要なものは何かと問いかけます。

 昔々、多くの動物たちは森の中で仲良く暮らしていました。ただし、ライオンは平原で、ワニは川の中で暮らしていました。あるとき、長引く日照りのため、森の中では飲み水が無くなってしまいました。

 動物たちは森を出て水を探しに行くことにしました。平原にいるライオンがこわいけど、みんな一緒なら大丈夫です。長い間歩いて、やっと川を見つけます。でも、そこにはワニがいて、水を飲ませるかわりに「おまえたちのだれかを食わせてくれ」といいます。誰かが生贄にならないと水を手に入れることはできないのでしょうか。動物たちは仲間割れを始めてしまいます。

 作者のジョン・キラカさんはタンザニアのティンガティンガ派で絵を学びました。ティンガティンガ派はエドワード・サイディ・ティンガティンガ(1932〜1972)が1960年代に生み出したポップアートの流派です。この絵本でも、色鮮やかで素朴な味わいの絵が私たちを惹きつけます。(店主)


なかよしの水

ジョン・キラカ 作

さくまゆみこ 訳


西村書店

2019年9月2日発行

本体1500円+税

2020年5月11日月曜日

【本の紹介】お蚕さんから 糸と綿と



 昔ながらのやり方で繭から絹糸、そして真綿をつくる過程を描いた写真絵本です。命あるものからつくられる糸と綿。私たちが生きるということはどういうことなのか、あらためて考えてみるきっかけを与えてくれる絵本です。

 かつて日本では多くの場所で蚕を育てていました。蚕から絹糸をつくっていたのです。蚕のことを、人々は感謝を込めてお蚕さんと呼んでいました。

 蚕は蛹になるとき白い繊維を吐き出します。白い繊維が重なり、蚕の姿が見えなくなるほど厚くなり、ウズラの卵くらいの繭ができます。蚕は自らつくった繭の中で蛹になります。繭から繊維を解いて、糸をつくります。20個ほどの繭の繊維を撚り合せます。真綿も繭からつくられます。繭を薄く引き伸ばし、それらを重ねると真綿になります。

 この絵本の舞台は滋賀県と岐阜県の県境です。私の父母の出身地である群馬県もかつてお蚕さんをたくさん育てていました。「くわのみ書房」という店の名前は、蚕の餌になった桑の木から由来しています。それでもお蚕さんのことは知らないことばかりでした。(店主)


大西暢夫


アリス館

2020年1月20日発行

1400円+税

2020年5月8日金曜日

【本の紹介】ちいさな ちいさな ほしのあかり



 世界のどこかに住んでいる小さな小さな動物たちのお話です。いろいろな動物たちが登場します。でも、主人公のポコポコは見たこともない不思議な動物です。

 ポコポコは大掃除に励んでいます。掃除が終わればお買い物。大忙しのポコポコです。

 リースの門をくぐったら商店街があります。お買い物をしたポコポコはくじ引きのチケットを3枚もらいました。くじを引くと4等賞が当たりました。景品でもらった小さな箱を開けると、小さな星が飛び出しました。

 とてもシンプルなお話です。でお、ポコポコにとってちょっと特別な一日のようすが描かれています。子どもたちもポコポコと一緒に特別なひとときを過ごすことができそうです。(店主)


ちいさな ちいさな ほしのあかり

さかいさちえ


教育画劇

2019年11月22日発行

本体1000円+税

2020年5月7日木曜日

【お知らせ】5月のイベント開催は見送ります



 くわのみ書房は、新型コロナウイルスの感染拡大が依然収束されない状況を踏まえ、5月のイベント開催を見送ることにしました。店舗営業は行っておりますが、営業時間、休業日を変更しています。当面の間、営業時間は平日の午前11時から午後5時までです。休業日は土曜日・日曜日・祝日(振替休日を含む)です。これまで定休日としていた月曜日・火曜日は営業します。よろしくお願いいたします。(店主)

2020年5月1日金曜日

【お知らせ】5月ゴールデンウィークの休業日



 くわのみ書房は、新型コロナウイルスの感染拡大が依然続いている状況を踏まえ、5月2日(土)から6日(水)まで休業します。ご注意ください。
 外出自粛の日が続き、子どもも大人もストレスが重なっていることと推察します。みなさま、どうぞお身体ご自愛の上、お過ごしください。(店主)

【ご案内】子どもの本のろうどく会 vol.11

   くわのみ書房は「子どもの本のろうどく会 vol.11」を開催します。くわのみ書房のスタッフが「子どもに語る グリムの昔話」シリーズ(こぐま社)の中から選んだお話を声に出して読みます。子どもだけでなく、大人もきっと楽しめます。どなたもお気軽にご参加ください。 ■日 時:202...