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絵本・児童書の専門書店です。小さいカフェもあります。

絵本と楽しいひとときを過ごしましょう。素敵な絵本をご紹介します。大切な人とご一緒に、あるいはお一人でも。あなたにぴったりの絵本が見つかりますように!

2021年6月29日火曜日

【本の紹介】4ひきのちいさいおおかみ




 おおかみの子どもたちの成長を描いた絵本です。子どもは階段を一つひとつ上るように、物語を重ねて成長していきます。一つひとつの物語は、子どもにとって大切な宝物になります。

 星のきれいな夜でした。巣穴で眠っていた狼の4匹の子どもたちが目を覚まします。おかあさんが見当たりません。食べ物を探しに出かけたのでしょうか。

 夜の森は甘いにおいがします。1匹の子どもが巣穴の外へ歩き出しました。ほかの子どもたちもついていきます。みんなは一列になって森の中を進んでいきます。

 柔らかいタッチの絵が狼の子どもたちの冒険をユーモラスに表現します。狼の子どもたちとの共通体験は、この絵本を読む子どもたちの宝物になるでしょう。(店主)


4ひきのちいさいおおかみ

スベンヤ・ヘルマン 文

ヨゼフ・ヴィルコン 絵

石川素子 訳


徳間書店

2021年1月31日発行

定価:本体1800円+税

2021年6月26日土曜日

【本の紹介】色とりどりの鳥 オーストラリア アポリジナルのおはなし




 オーストラリアの先住民族に伝わる昔話の絵本です。昔話らしい奇想天外なお話の展開をダイナミックに描かれた絵とともに楽しみましょう。

 昔々、世界がまだ若かったころ、大地は赤く、森は緑に輝いていました。でも、そこに住む鳥たちは石炭のように黒い羽しか持っていませんでした。ある日、ハトが木の枝先を足に刺して傷を負います。仲間の鳥たちは一生懸命励まします。でも、カラスだけは遠く離れて、冷たく眺めるだけでした。

 ハトの傷はいっこうに治らず、やがて腫れ上がってしまいます。ところが、膨らんだ傷口にインコがぶつかったことをきっかけに、そこから七色のしぶきが飛び出して、鳥たちの羽を美しく彩りました。ハトも白い姿になり、元気に立ち上がりました。さて遠く離れていたカラスはどうなったのでしょう。お分かりですね。今でも真っ黒な姿のままでした。

 オーストラリアの先住民族はアポリジナルと呼ばれています。オーストラリアは広く、熱帯雨林から乾燥地帯まで、多様な土地が存在します。アポリジナルの人々の暮らしや文化、言語も、住む土地によってさまざまです。この絵本は、西オーストラリア州キンバリー北西部ダンピア半島に住むバルディと呼ばれる人々に伝わるお話が元になっています。(店主)


色とりどりの鳥 オーストラリア アポリジナルのおはなし

ほそえさちよ 再話

たけがみたえ 絵


玉川大学出版部

2021年4月15日発行

定価:2750円(本体2500円+税10%)

【本の紹介】女の子はどう生きるか-教えて、上野先生!(岩波ジュニア新書)



 とても示唆に富む本です。例えば、「情報はノイズから発生する」という記述に目を開かせられる思いでした。

 そして、ノイズはシステムとシステムの間に発生すると指摘します。あらゆるシステムは効率よく事を運ばせるため、できるだけノイズの発生を抑えようとしています。つまり、1つのシステムの中に安住しているとノイズを聞くことはなく、そこから新しい情報が生まれることはないということです。

 これから私たちが生きる社会は、ますます予測不可能な世界になっていきます。そのとき求められる生産性は、ものづくりの生産性ではなく、情報の生産性。これまでの慣行や前例は役に立たず、見たこともない現実に立ち向かい、答えのない問いに取り組まなければなりません。答えのない問いに道筋をつけるのは新しい情報です。複数のシステムが出会うことでノイズが発生し、そこに新しい情報が生まれ、社会のイノベーション(革新)を引き起こします。

 これまで職場と家庭という異なるシステムを上手に渡り歩いてきたのは、男性よりも圧倒的に女性であったということができるでしょう。この点だけを見ても、女性に備わる可能性はかなり高いといえそうです。この本は男の子も女の子も、大人も子どもも、これからの社会で「女の子はどう生きるか」を考えるときに大きなヒントを与えてくれると思います。(店主)


女の子はどう生きるか-教えて、上野先生!(岩波ジュニア新書)

上野千鶴子


岩波書店

2021年1月20日発行

定価(本体880円+税)

2021年6月22日火曜日

【本の紹介】つみきのいえ




 一人のおじいさんが不思議な家に住んでいます。おばあさんは3年前に亡くなり、子どもたちは遠く離れて暮らしているようです。

 おじいさんの家は海の上にあります。どうして海の上に家があるのでしょう? この町では海の水がだんだん上がってきて、住んでいた家が海の中に沈んでしまうのです。住んでいる人たちはまるで積み木を重ねるように、沈んだ家の上に新しい家をつくります。こうして海の上の家ができあがります。

 おじいさんが新しい家をつくり始めました。また海の水が上がってきたのです。ある日、おじいさんは大工道具を落としてしまいます。海の下にもぐって探しにいくと、古い家がまだ残っていました。おじいさんの心には、その家で家族と過ごした思い出がよみがえってきました。

 同名の短編アニメーションの監督と脚本家がこの絵本をつくりました。原作アニメは国内外で高い評価を得ました。絵本も多くの人の心に響く作品になりました。(店主)


つみきのいえ

絵・加藤久仁

文・平田研也


白泉社

2008年10月21日発行

定価 本体1400円+税

2021年6月19日土曜日

PayPay、使えます!




 くわのみ書房は PayPay を導入しました。スマートフォンを使うキャッシュレス決済サービスです。すでにお使いの方も多いと思います。くわのみ書房でも快適なキャッシュレスサービスをご活用ください。(店主)

2021年6月18日金曜日

【本の紹介】ぼくとがっこう




 これから学校に入る人にも、もう学校を出た人にも読んでほしい絵本です。学校がどんな場所になるのか、学校がどんな場所だったのか、しばらく思いを馳せてみましょう。

 子どもがいます。うちにいれば、子どもは自分自身でいられます。でも、学校に行くと、子どもは生徒の一人になります。学校は自分自身を失ってしまう場所なのでしょうか。

 喪失感ばかりではありません。学校の上にも空があり、海が見えます。学校には広い庭があり、いろいろな花が咲きます。そして何より、友だちがいます。

 ある日、子どもは気がつきます。学校も夜になると、一人ぼっちで寂しそう。やがて子どもは学校と別れる日を迎えます。そうして子どもは大人に近づいていくのです。(店主)


ぼくとがっこう

谷川俊太郎 文

はたこうしろう 絵


アリス館

2021年5月5日発行

定価(本体1400円+税)

2021年6月17日木曜日

【本の紹介】きみにもできる! よりよい世界のつくりかた




 世界は、いろいろな問題を抱えています。問題解決のため、世界を変えていかなければならないときがあります。

 一人の人間が世界を変えることなんてできるのでしょうか。この絵本は「きみにもできる!」と呼び掛けます。

 「一歩踏み出すって、どうすればいいの?」と思ったら、この絵本を開いてみましょう。分かりやすく丁寧に、そして楽しみながら学べるように、具体的な方法を紹介しています。きみが一歩を踏み出せば、それが小さな一歩でもいつかたくさんの人を動かせるかもしれないのです。

 国際連合は世界が抱える問題の解決に向けて、17項目の目標を設定しました。それがSDGs(エスディージーズ、持続可能な開発目標)です。この絵本のサブタイトルは「SDGsにつながる小さな一歩」です。世界をよりよく変えていくための目標として、SDGsを知ってほしいと思います。(店主)


きみにもできる! よりよい世界のつくりかた

ケイリー・スウィフト 文

リース・ジェフリーズ 絵

宮坂宏美 訳


廣済堂あかつき

2021年3月30日発行

定価:本体3000円+税

2021年6月12日土曜日

「オズのまほうつかい」(人形劇団むすび座)前売りチケット、絶賛販売中です!





 人形劇団むすび座の公演「オズのまほうつかい」がNPO法人ならしの子ども劇場の主催で開かれます。前売りチケットをくわのみ書房でも絶賛販売中です!

 開催日時は2021年8月21日(土)開場13:00、開演13:30、会場は習志野市の習志野文化ホールです。公演は新型コロナウイルスの感染防止対策を行った上で開催されます。

 むすび座は1967年に名古屋で生まれた人形劇団。活動は東海地方に止まらず全国に渡り、海外公演も行っています。「オズのまほうつかい」は、多くの人に親しまれている物語です。竜巻に家ごと巻き上げられてオズの国にやってきたドロシーが、カカシやブリキ、ライオンとともに、どんな願いも叶えてくれるオズの魔法使いに会うための旅を続けるお話です。

 ならしの子ども劇場はさまざまな公演鑑賞や体験活動、講演会、勉強会などと通じて、子どもも大人も、ともに成長できる場所を提供しています。今回の公演は創立40周年記念特別鑑賞会として開催します。(店主)


「オズのまほうつかい」(人形劇団むすび座)

NPO法人ならしの子ども劇場 創立40周年記念特別鑑賞会

2021年8月21日(土) 開場13:00 開演13:30 終演15:00(休憩あり)

習志野文化ホール(JR津田沼駅 徒歩4分)


前売りチケット(全自由席)

子ども(3歳〜)1700円

大人(19歳〜)2200円

*当日券各500円増し


【後援:習志野市 習志野市教育委員会 習志野市社会福祉協議会】

【主催・お問い合わせ・お申し込み】

特定非営利活動法人ならしの子ども劇場

https://ngekijou.wixsite.com/ngekijyou

TEL&FAX 047-451-3676


◆チケットは下記お取り扱い箇所でもご購入できます◆

・習志野文化ホール TEL047-479-1212

・くわのみ書房 TEL047-419-3567

・MICHIYA(京成津田沼駅 東漸寺前)

・宝島 TEL047-464-6448

幸せな未来を!




 6月といえば “June Bride” ということで、今月は「けっこん」がテーマの書棚ができました。絵本の読み聞かせを行うユニット、《えほんの木》が選書しました。コロナ禍で結婚式や披露宴を開くことが難しい状況はまだ続いているようです。結婚は未来をつくります。幸せな未来を求め続ける気持ちを忘れずに! (店主)

2021年6月10日木曜日

【本の紹介】こんやは はなびたいかい(こどものとも年中向き2021年7月号)




 夏の風物詩の花火大会。華やかに夜空を彩る花火は、いつもでも見飽きることがありません。

 詩人のきしだえりこさんが「動物園の動物たちも花火が好きかな」「動物たちにも花火を見せてあげたいな」と考えて、この絵本が生まれました。さて、花火大会に動物たちはどんな反応を見せてくれるのでしょう。

 反応はいろいろです。夜の動物たちのようすが生き生きと迫力たっぷりに描かれていて楽しい。一夜限りの花火大会は、私たちの心に綺麗な思い出を残してくれます。動物たちの心にも素敵な思い出が残るのでしょうか。

 見事な絵を描いたあべはるえさんの本職は自然科学の研究者と知って、とても驚きました。くわのみ書房の近隣にある東邦大学で博士号を取得されたとのことで親近感が湧いてきます。コロナ禍が早く収まり、全国の花火大会に安心して出かけられるようになることを願います。

 この絵本は「こどものとも年中向き2005年8月号」の再販です。(店主)


こんやは はなびたいかい(こどものとも年中向き2021年7月号)

きしだえりこ さく

あべはるえ え


福音館書店

2021年7月1日発行

定価440円(本体400円+税10%)

2021年6月9日水曜日

【本の紹介】とうちゃんのちゃんぽんめん(こどものとも年少版2021年7月号)




 長崎名物の「ちゃんぽん」ではなく、「ちゃんぽんめん」。似ているけど、ちょっと違います。この絵本を作った伊藤秀男さんの得意料理です。

 野菜をどっさり使うところが似ています。冷蔵庫にある、ありあわせの材料で作りますが、お肉やエビ、貝も使う贅沢な料理です。イカは欠かせないようです。だから、この絵本ではイカがとても大きく描かれています。

 伊藤さんご本人と思われる、無精髭を生やしたとうちゃんが野菜をザクザク切っていきます。頭にねじり鉢巻を巻いて豪快に作ります。大きな中華鍋で一気に作ります。たくさんの食材からよいお出汁が出て、美味しくならない訳がありません。

 とうちゃんと子どもが二人でお留守番をしているとき、お昼ごはんで作ったのでしょうか。美味しいものを一緒に食べれば笑顔が浮かびます。温かい心も伝わる絵本です。(店主)


とうちゃんのちゃんぽんめん(こどものとも年少版2021年7月号)

伊藤秀男 さく


福音館書店

2021年7月1日発行

定価440円(本体400円+税10%)

2021年6月8日火曜日

【本の紹介】こんにちは こんにちは(こどものとも0.1.2. 2021年7月号)




 小さい子どもが身近にあるものとつながり始める絵本です。挨拶の言葉を交わすことから、一つのつながりが生まれます。

 バナナに「こんにちは!」と挨拶してみました。すると皮に隠れていたバナナの実があらわれ、「こんにちは!」と挨拶を返してくれました。

 バナナはおしゃべりができないと思っていませんか? でも、子どもとならば、バナナもおやべりすることができるのです。バナナだけではありません。子どもはいろいろなものとおしゃべりを楽しんでいます。

 安心できるつながりを持つことで、子どもたちは健やかに成長します。つながりを一つひとつ重ねていくことが確実に子どもの世界を広げていきます。この絵本の最後に子どもが出てきます。友だちかもしれないし、あるいは自分自身かもしれません。自分自身と客観的なつながりを持てたとしたら、それは自我の始まりになります。(店主)


こんにちは こんにちは(こどものとも0.1.2. 2021年7月号)

スギヤマカナヨ さく


福音館書店

2021年7月1日発行

定価440円(本体400円+税10%)

2021年6月5日土曜日

【本の紹介】釣って 食べて 調べる 深海魚




 タイトルの「深海魚」、そして表紙の写真を見てちょっとひるみました。グロテスクな姿のイメージが頭に浮かびます。でも、読み進めると、これが面白い。さあ深海魚の世界をのぞいてみましょう。

 魚屋さんでお馴染みのキンメダイやマダラも、れっきとした深海魚だそうです。深海魚にぐっと親しみが湧いてきます。プロテニスプレーヤーの錦織圭さんも好きだというアカムツ(別名ノドグロ)も深海魚です。

 深海魚は脂がのって美味しく食べられる魚が多いそうです。深海魚は大きな圧力を受けるので、魚の体内にある風船のような器官の「うきぶくろ」が小さくなり、そのかわりに脂を筋肉に蓄えるようになりました。脂は水より軽く、うきぶくろの代わりになるので、魚は沈んでしまうことなく泳げるようになるという訳です。

 深海魚にはまだまだ謎に包まれているところが多いそうです。釣って、食べて、調べて、謎を解き明かしたら、また次の謎に出会う。この絵本の中で作者の平坂寛さんは「深海魚の研究はまるで宝探しだ」といっています。(店主)


釣って 食べて 調べる 深海魚

平坂寛 文

キッチンミノル 写真

長嶋祐成 絵


福音館書店

2021年7月1日発行

定価770円(本体700円+税10%)

2021年6月4日金曜日

【本の紹介】はっぱのかくれが(かがくのとも2021年7月号)




 蝶の幼虫がつくる葉っぱのお家を集めました。葉っぱのお家は、幼虫たちが天敵から自分の身を守るための隠れ家でもあります。

 隠れ家だから、ちょっと見ただけではわからないように作られています。林や草原の葉っぱをよく観察すると見つけることができます。

 いろいろな蝶が、それぞれ工夫を凝らして隠れ家を作ります。いろいろな隠れ家があって面白い。

 近所の公園でも見つけることができるでしょうか。散歩の楽しみが広がる絵本です。(店主)


はっぱのかくれが(かがくのとも2021年7月号)

井上大成 ぶん

松山円香 え


福音館書店

2021年7月1日発行

定価440円(本体400円+税10%)

【本の紹介】うごきえほん(こどものとも2021年7月号)




 私たち動物は毎日、動き回って生活しています。それらの動作を集めた写真絵本です。この絵本から何が見えてくるのでしょう。

 例えば「あるく」。気分が落ち込んでいるときは「うなだれあるき」。ルンルン気分のときは「るんるんあるき」。私たちは歩くことでも自分の感情を表現しているようです。

 逆にしてみたらどうなるのでしょう。うなだれあるきをしていたら、るんるんあるきに変えてみる。るんるんあるきのときは、ちょっと立ち止まってうだなれあるきをしてみる。私たちの気持ちも変わってくるのでしょうか。

 最後のページで「やってみよう!」と声をかけられます。では、やってみましょう。(店主)


うごきえほん(こどものとも2021年7月号)

こんどうりょうへい さく

かきのきはらまさひろ こうせい

やまもとなおあき しゃしん


福音館書店

2021年7月1日発行

定価440円(本体400円+税10%)

2021年6月3日木曜日

【本の紹介】クリフォード ちいさな ちいさな あかい いぬ




 クリフォードはエミリー・エリザベスの大切な犬です。とても大きな赤い犬です。クリフォードはどうしてエミリーの犬になったのか。この絵本が、その訳を教えてくれます。

 エミリーはまだ小さいころ、街中に住んでいてました。おとなりのお家でたくさん子犬が生まれ、その中で一番小さい赤い子犬がエミリーの家にやってきました。それがクリフォードです。クリフォードはとても小さく、エミリーのおとうさんは冬を越せないかもしれないと心配しました。悲しくなったエミリーは、ベッドでクリフォードを隣に寝かせていいました。「げんきに おおきくなってね。だいすきだからね!」

 不思議なことに、それからクリフォードはどんどん大きくなっていきます。街中の家では暮らせないほど大きくなったクリフォードは田舎に行くことになりました。エミリーは離れ離れになったクリフォードに会いたくて泣いてしまいます。でも、その後エミリーも田舎に行くことになり、やっと再会を果たします。エミリーはクリフォードに抱きついていいました。「もう おおきくならないで、クリフォード。いまのままの クリフォードで いいんだよ」

 こんなふうにして、クリフォードはエミリーの犬になりました。よかったね!(店主)


クリフォード ちいさな ちいさな あかい いぬ

ノーマン・ブリッドウェル 作

椎名かおる 訳


あすなろ書房

2021年4月30日発行

定価(本体1200円+税)

【本の紹介】クリフォード おおきな おおきな あかい いぬ




 エミリー・エリザベスが自分の大切な犬を紹介する絵本です。犬の名前はクリフォード。大きな赤い犬です。

 犬を飼っている子どもはたくさんいます。大きい犬も、赤い犬もいるでしょう。でも、このあたりで一番大きくて赤いのはクリフォードです。

 クリフォードはかしこい犬ですが、あまりに大きすぎて困るときもあります。ごはんもたくさん食べるし、大きなお家も必要です。自動車も軽々とくわえて、乗っている人を怒らせてしまいます。

 だけど、クリフォードほどりっぱな番犬はいません。いじめっこも追い払ってしまいます。普通の犬とはちょっと違うけど、エミリーはクリフォードが大好き。クリフォードはとても幸せです。この絵本を読めば、誰もがクリフォードみたいな犬が欲しくなります。(店主)


クリフォード おおきな おおきな あかい いぬ

ノーマン・ブリッドウェル 作

椎名かおる 訳


あすなろ書房

2021年4月30日発行

定価(本体1200円+税)

【ご案内】子どもの本のろうどく会 vol.11

   くわのみ書房は「子どもの本のろうどく会 vol.11」を開催します。くわのみ書房のスタッフが「子どもに語る グリムの昔話」シリーズ(こぐま社)の中から選んだお話を声に出して読みます。子どもだけでなく、大人もきっと楽しめます。どなたもお気軽にご参加ください。 ■日 時:202...