ブログの説明

絵本・児童書の専門書店です。小さいカフェもあります。

絵本と楽しいひとときを過ごしましょう。素敵な絵本をご紹介します。大切な人とご一緒に、あるいはお一人でも。あなたにぴったりの絵本が見つかりますように!

2016年10月29日土曜日

福音館書店の月刊誌11月号が入荷しました!



 福音館書店の月刊誌11月号が入荷しました。「たくさんのふしぎ」のタイトルは「わたしたちのカメムシずかん」。カメムシは臭くて、農作物を食べてだめにしてしまう嫌われ者です。でも、岩手県葛巻町の小学校ではたくさんいるカメムシが宝物になりました。どうやって宝物にしたのか、小学生たちの取り組みを紹介します。
 「母の友」では特別企画の「こどもに聞かせる一日一話」が掲載されています。1カ月の間、毎日一話ずつ、子どもに読んであげることができます。
 そのほかの月刊誌のタイトルは、「こどものとも0.1.2」は「まねっこビュンビュン」、「こどものとも年少版」は「ふみきりくん」、「こどものとも年中向き」は「ひーじー」、「こどものとも」は「ことしのセーター」です。「ちいさなかがくのとも」は、風で飛んできた不思議な色の葉っぱがどこからきたのか探す「はっぱのいえさがし」。そして、「かがくのとも」は「たんぼにできたわらのいえ」です。どうぞ手に取ってご覧ください。

2016年10月27日木曜日

【本の紹介】つばめこうくう



つばめこうくう
佼成出版社

もとやすけいじ

 つばめの飛行機のお話です。つばめが飛行機の機体を背中に乗せて空を飛びます。はじめて空の旅に出発するカエルの親子と一緒に、南の島に行きましょう。
 飛行場の「くものすくうこう」にお客さんたちが集まってきました。カエルの親子はタクシーで来ました。黒いリムジンでやってきたのはコオロギ。カナブンはバスを使いました。テントウムシやミミズの姿も見えます。
 カラフルに描き込まれた絵は何回見ても楽しめそうです。明るい色使いが旅の楽しさを表現しています。
 飛行機に乗るときから降りるまでのようすを、実際と同じように描いています。子どもと一緒に飛行機に乗る機会ができたら、この絵本で予行練習をしてみてはいかがでしょう。

2016年10月26日水曜日

【本の紹介】いちにちこんちゅう



いちにちこんちゅう
PHP研究所

さく ふくべあきひろ
え  かわしまななえ

 夏の虫取りを思い出しながら楽しみましょう。虫が苦手でもゲラゲラ笑ってしまうような楽しい絵本です。
 飼育ケースのカブトムシを「ぼく」が見飽きることなくながめています。「こんちゅうって、かっこいいな」とうっとり。よほど昆虫が好きなようです。
 ぼくは「ぼくもこんちゅうみたいにかっこよくなりたいな」とつぶやいた後に決めました。「よし、いちにちこんちゅうになってみよう」
 ぼくは次から次へと昆虫に変身します。びっくりすることもあるけれど、「こんちゅうって、やっぱりかっこいいなあ〜」とぼく。「もっともっとかんさつしてみよう!」と、好きなものに対する子どもの好奇心は尽きることがありません。

2016年10月22日土曜日

【本の紹介】のびのびおおかみ



のびのびおおかみ
ポプラ社

作絵 みやにしたつや

 おおかみが遠くに何かいいものを見つけました。次から次へと、いいものが見つかります。その度におおかみが繰り返し変身していきます。
 りんごを見つけたときは、手が「びょーん」と伸びていきます。バナナやさかなでは、どうなるのでしょう。何度も読んで次にどうなるかわかっていても、子どもたちはそれを予測しながら楽しめそうです。
 おおかみは黒一色。そのほかの色使いも最低限に抑えられ、色使いはとてもシンプルです。小さい子どもにもわかりやすいでしょう。
 終わり近く、夜を迎えて場面は一転します。ダイナミックに変身してご機嫌なおおかみ。とても親しみやすいキャラクターになりました。

2016年10月21日金曜日

【本の紹介】くるくる くるくる



くるくる くるくる
PHP研究所

新井洋行

 くるくる回しながら読む絵本です。絵が逆さになるとどうなるか、予測しながら楽しみましょう。
 まず、でんぐり返しにチャレンジです。回転寿司もくるくる回っています。サッカーボールもころころ転がっていきます。
 やさしいおじいさんの顔をくるりと回すと、あらふしぎ、おこりんぼうのおじいさんに変身です。猫がねずみを追いかけていたと思えば、くるっと回すとねずみが子猫を追いかける。おうちをひっくり返すとおふねになってしまったり、絵の変化にびっくりします。
 繰り返し読んでオノマトペの表現にも慣れてきたら、子どもと一緒に、声に出しても楽しそうですね。

2016年10月20日木曜日

ケーブルテレビのニュース番組で取り上げられます!


 くわのみ書房がケーブルテレビのニュース番組で取り上げられます。以前も同じニュース番組で紹介されたことがあります。今回は子育て支援に関連するテーマで取り上げていただけるそうです。
 J:COM船橋習志野のデイリーニュースで明日21日、放送される予定です。同番組の放送時間は午後5時40分から6時まで。再放送が同日中に2回あり、午後8時30分と11時30分からです。
 先日、取材を受けました。果たして取材の主旨にお応えできたどうか、かなり不安ですが、ご協力いただいたお客様には改めてお礼申し上げます。
 ご覧いただける方は限られているとは思いますが、よろしければチャンネルを合わせてみてください。

2016年10月15日土曜日

文芸誌の「MONKEY」 Vol.10が入荷しました!




 文芸誌の「MONKEY」 Vol.10が入荷しました。特集テーマは「映画を夢みて」。読者に発せられた質問の「もしあなたが一本映画を撮れるとしたら、どんな映画を作りますか?」に対する回答で、一冊の本が初めて図書館に置かれてからの軌跡を辿る映画というのがありました。最後は廃棄処分かと思われましたが、リサイクルバザーに出され本好きの青年に拾われ、補修もされてその家の本棚に収まるというハッピーエンドが用意されています。なかなかいいアイデアと思いましたが、いかがでしょう。絵本・児童書の範疇外ですが、ご興味のある方はどうぞ手に取ってご覧ください。

2016年10月13日木曜日

アドベントカレンダーを販売します!



 クリスマスに向けて、アドベントカレンダーを販売します。ドイツからの輸入品です。
 アドベントカレンダーは、12月1日から24日まで、毎日1つずつ日づけの小窓を開けていきます。
 小窓の中には楽しい絵が描かれています。
 すべての小窓を開け終わると、翌日は待ちに待ったクリスマスです!

2016年10月12日水曜日

【本の紹介】小さなサンと天の竜



小さなサンと天の竜
徳間書店

チェン・ジャンホン作・絵
平岡敦訳

 この絵本を描いたチェン・ジャンホンは中国の天津で生まれ、北京で美術を学んだ後、フランスのパリに移住したそうです。中国の伝統的水墨画の手法をいかした絵は高い評価を得て成功を収め、絵本作家としても活躍しています。「むかしむかし、三つの高い山に囲まれた谷間に、小さな村がありました」と始まるこの絵本の舞台は、おそらく中国でしょう。壮大なスケールのお話に圧倒されてしまいます。
 ある夏の夜、小さな村の畑は大雨の後に起こったがけ崩れで埋もれてしまいます。村人たちはみな、畑を諦めてこの村を離れることにしました。でも、これから赤ん坊が生まれる一家は谷に留まりました。この一家には山の向こうに畑が残っていたのです。
 がけ崩れの3日後、泣き声も上げず、にこにこ笑いながら生まれてきた不思議な男の子はサンと名付けられました。サンは6歳になりました。おかあさんはひどく疲れるようになり、畑仕事に出られなくなってしまいました。おとうさんも力なく座り込んでいます。そんな二人を見て、サンは大きな声で言いました。「ぼくが、山を動かす」。
 次の朝、サンはつるはしを持ち、樽を背負って家を出ました。つるはしで岩を砕き、かけらを樽に放り込むと村はずれに運びます。サンはもうほかのことなど考えられません。冬になり、吹雪の中でもサンは諦めませんでした。再び春がめぐり、サンはほらあなでおじいさんと出会います。秋が深まったある夜、おじいさんとサンは三つの高い山をのぞむ岩の上で祈ります。すると三筋の稲妻が闇を引き裂き、三頭の白い龍が現れました。山を動かすというサンの願いは叶うのでしょうか。
 日本の漫画を思わせるコマ割りも使いながら、お話がスピーディに展開していきます。大型の判型をいかした迫力のある絵も楽しみましょう。

2016年10月9日日曜日

【本の紹介】ゆうだちのまち



ゆうだちのまち
アリス館

杉田比呂美

 今年の夏は台風の大雨で被害を受けた地域もありました。地球温暖化に伴う気候変動なども指摘され、私たちはお天気のニュースに少しナーバスになっているようです。それでも夕立は夏の風物詩。雨が上がった後の爽快さは格別です。
 夏の暑い日の午後、ゆきちゃんはおとうさんとお買い物に出かけます。どこまでも真っ青なお空でした。地面に影がくっきりと映ります。「あれ? ゆきちゃんのかげがなくなったよ」とゆきちゃんが言います。おとうさんの影も消えています。「ゆうだちがきそうだ」とお父さんが言いました。
 「ゆうだちってなあに?」とゆきちゃんが聞いたそのとき、大粒の雨が勢いよく落ちてきました。雨宿りでパフェが食べられたゆきちゃん。ご機嫌でしたが、「ずっとやまなかったらどうする?」と心配になってきました。
 夕立の後、劇的に変化するお天気にわくわくしてしまう子どもたち。何気ない一日を過ごしながら、少しずつ成長していきます。

2016年10月6日木曜日

【おすすめの1冊】木の葉つかいはどこいった?



木の葉つかいはどこいった?
きじとら出版

ピーナ・イラーチェ 作
マリア・モヤ 絵
小川文 訳

 木の葉つかいは、どうしたんだろう? いつも秋になるとやってくる木の葉つかいが、来ないのです。木の葉つかいは葉っぱたちに教えてくれます。色づいた葉っぱが秋の風に飛び込んでいくこと、そして落ち葉になることを。
 木の葉つかいがいないのに、葉っぱたちはどうやって落ち葉になれるのでしょう。もし、みんないっせいに「どすん!」と落ちたら、世界中が落ち葉でおおいつくされてしまいます。心配でたまらなくなった葉っぱたちの間に小さな声が広がります。「ことしのあきはおちたらだめだよ! みんな、えだにしがみつくんだ!」
 ところが、1枚だけ、みんなと違った葉っぱがありました。「わたし、たびがしたい!」
 高い枝から「とびたいの!」と声を張り上げます。1枚の葉っぱの勇気がみんなを動かします。
 秋の情景がしっかり描き込まれた絵はユーモラスで暖かく、読む人の目を引きつけます。ちょっととぼけた木の葉つかいはどこか憎めません。子どもと一緒に、大人も楽しめそうな絵本です。

2016年10月5日水曜日

【本の紹介】ゆっくりゆっくり なまけものくん



ゆっくりゆっくり なまけものくん
鈴木出版

オームラトモコ 作・絵

 主人公は高い木の上に住む動物のナマケモノです。この絵本は横長の見開きを縦にしてみます。少し扱いづらくなりますが、お話の舞台となっている木の高さがよく伝わってきます。大きな画面を、ナマケモノみたいにゆっくりゆっくり楽しみましょう
 滅多に木から降りることはないナマケモノ。でも、ある暑い日のこと、主人公の「なまけものくん」は水浴びに行こうと木を降り始めました。途中で出会ったワシやムササビやサルは、なまけものくんを置いて、さっさと先に行ってしまいます。ゆっくり降りるしかないなまけものくんですが、美味しそうな木の実を取ろうとして「ツルーン!」「ドッボーン!」と水に落ちてしまいました。
 びっくりしたけど、なまけものくんは、楽しそうにすいすい泳いでいます。日が暮れて、みんなが帰ります。ぞうさんがなまけものくんに「よかったらおうちまでおくってあげる」と言いました。なまけものくんは、どうやって帰るのでしょう。
 最後に楽しい仕掛けが待っています。なまけものくんのように、毎日のんびり過ごしたいものですね。

2016年10月2日日曜日

【本の紹介】みちくさしようよ!



みちくさしようよ!
ほるぷ出版

はたこうしろう
奥山英治

 「ぼく」は1年生、「おにいちゃん」は6年生です。今日は二人とも、学校はお昼で終わり。一緒に帰るのは久しぶりです。
 でも、おにいちゃんは「おまえさきにかえってもいいよ」なんていう。「ぼくはちょっとみちくさしながらかえるからさ」だって。「えーっ! ぼくもいっしょにいくー!」と、ぼくは必死でおにいちゃんについて行きます。楽しいみちくさの始まりです。
 おにいちゃんは、ちょっといたずらだけど、すごい物知り。おにいちゃんが連れて行ってくれたキャベツ畑では、モンシロチョウの卵、幼虫、さなぎ、そして成虫まで、一度に全部みることができました。食べられる木の実も教えてくれました。クワの実です。「くろいのがうまいんだ」と言います。食べてみると「ほんとだあまーい」。
 おにいちゃんと一緒のみちくさは楽しいことばかりでした。いつもとはちょっとちがうだけの帰り道。楽しいことは、すぐ近くにもたくさんあるのです。

2016年10月1日土曜日

【本の紹介】海のなか のぞいた



海のなか のぞいた
福音館書店

よしのゆうすけ さく

 今年の夏休みはもう終わってしまいましたが、夏のお楽しみといえば海遊び。水中メガネを使って海の中を見ると、思いのほか、きれいにはっきりくっきり見えて驚きます。海の生き物の本物を見れば、子どもだけでなく大人もわくわくしてしまいます。どんなふうに見えるのか、この写真絵本で見てみましょう。
 海の潮溜まりは波も来なくて、まるでプールのようなところです。水中メガネとスノーケルを使って、ぼくとおとうさんの探検が始まります。小さな穴から魚がぼくらのことを見ています。「いきものをみつけたら、じっとするのがいちばんいいんだ」とおとうさんが教えてくれました。
 ぼくは、ふわふわする水面で、一生懸命動かないようにしました。少し待つと、あっちからこっちから、たくさんの魚が出てきました。海の底にはヒトデやウニが見つかります。慣れてくると、ほかの生き物もどんどん見つかります。
 潮溜まりだけでもたくさんの生き物を見つけることができそうですが、安全を確かめて潮溜まりの外の海も少し見に行くことにしました。冒険の世界も広がっていきそうです。

【ご案内】子どもの本のろうどく会 vol.11

   くわのみ書房は「子どもの本のろうどく会 vol.11」を開催します。くわのみ書房のスタッフが「子どもに語る グリムの昔話」シリーズ(こぐま社)の中から選んだお話を声に出して読みます。子どもだけでなく、大人もきっと楽しめます。どなたもお気軽にご参加ください。 ■日 時:202...