文芸誌の「モンキー」vol.12が入荷しました。特集のテーマは「翻訳は嫌い?」。多くの翻訳を手がけた作家の村上春樹さんと、この雑誌の編集人を務める翻訳家の柴田元幸さんの対談が2本掲載されています。翻訳の機微が語られ、とても興味深い内容です。村上さんが手がけた翻訳には絵本の作品もたくさんあります。生物学者の福岡伸一さんのエッセイもあり、ニューヨークの2つの図書館が紹介されています。そのうちの一つのモルガン・ライブラリーには、ニューヨークを旅行した際に行ったことがあります。壁一面の書架の写真を見て、圧倒されたことを思い出しました。柴田さんによる「日本翻訳史 明治篇」もあり、読みどころ満載です。どうぞお手に取ってご覧ください。
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絵本・児童書の専門書店です。小さいカフェもあります。
絵本と楽しいひとときを過ごしましょう。素敵な絵本をご紹介します。大切な人とご一緒に、あるいはお一人でも。あなたにぴったりの絵本が見つかりますように!
2017年7月2日日曜日
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【本の紹介】とって
選んで「とって」と呼びかけてくる絵本です。「とって」のあとのお楽しみは何でしょう。 扉のページにはスプーンとフォークが描かれ、「すぷーん とって」と呼びかけられます。さあ、スプーンで甘くて美味しいすいかを食べましょう。 小さい子どもの身近にあるものをシンプルに表現しました。...
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写真絵本は、絵の代わりに写真で構成されている絵本です。絵で構成する絵本とは異なるリアルな表現で見る人の心に迫ります。 写真には一瞬のときを切り取って表現できる力があります。カメラの目に写るすべてのものが描かれ、情報量が多いことも大きな特徴といわれています。...
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とても真面目な絵本です。真面目だからこそ深まっていくおかしさがあります。結末の面白さには、誰もが舌を巻くことでしょう。 「まわるおすしやさん」といえば、当然「回転寿司」です。でも、回転寿司を見たことがない人が「まわるおすしやさん」といわれてどんなお店...
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絵本から生まれたジグソーパズルを販売中です。クリスマスプレゼントやお正月のお年玉にいかがでしょう。価格は税込で 528 円から 628 円まで。 「林明子クリスマスパズル」は、林明子さんの絵本「クリスマスの三つのおくりもの」セットの中の「サンタクロースとれいちゃん」の一場面が...
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