ブログの説明

絵本・児童書の専門書店です。小さいカフェもあります。

絵本と楽しいひとときを過ごしましょう。素敵な絵本をご紹介します。大切な人とご一緒に、あるいはお一人でも。あなたにぴったりの絵本が見つかりますように!

2026年10月8日木曜日

【本の紹介】なんにもしないでいられるばしょ




 ねずみの子どもが、何もしないで静かにしていられる場所を探すお話です。その目的は明確です。ねずみの子どもは、自分が本当にやりたいことは何なのか、ゆっくり考えたかったのです。柔らかいタッチの美しい絵も魅力的な絵本です。

 森の中に古い楡の木があります。その根元にねずみの一家が住んでいます。家族それぞれ、お家の中で楽しく過ごしているのに、末っ子ねずみのアルジェントは、ちょっとご機嫌ななめ。どうしたのかな?

 お家には、アルジェントのための静かでこじんまりとした場所がないのです。アルジェントは、少しの時間でいいから「なんにもしないでいられるばしょ」があれば、自分がやりたいことが分かるかもしれないと考えました。そこでアルジェントは自分だけの場所を探す旅に出かけることにしました。旅の行方は…。

 自分だけの場所で自分自身を見つめ直す大切な時間。そこから子どもの自立が始まります。(店主)


なんにもしないでいられるばしょ

ロレダーナ・バルディヌッチ:文

メリンダ・ベルティ:絵

あさくらあい:訳


工学図書(山烋のえほん)

2026年9月14日発行

定価(本体1,800円+税)


#くわのみ書房

【本の紹介】パンやのクルトンさん(こどものとも年中向き2026年10月号)




 みんなを幸せにするパン屋さんのお話です。華やかな絵で物語を綴ります。

 パン屋のクルトンさんが荷車を引いて、まちにやってきました。荷車には、パンを焼くための材料や道具、そして焼き窯まで乗っています。焼き窯には足があり、自分で歩けるみたいです。

 とても美味しいクルトンさんのパン。あっという間に売り切れです。次にクルトンさんは山の向こうを目指します。山道を歩いていると、困った動物たちが次々に現れます。クルトンさんは「クルクル トントン クルクル トン おいしい おいしい クルトンパン」と歌いながらパンを焼き、みんなを助けてあげました。

 鮮やかな色使いの絵から、美味しいパンの匂いが漂ってくるような気がします。クルトンさんはあなたのまちにもやってくるかもしれませんよ。(店主)


パンやのクルトンさん(こどものとも年中向き2026年10月号)

宮島千夏 さく


福音館書店

2026年10月1日発行

定価500円(本体454円+税10%)


#くわのみ書房

2026年10月2日金曜日

【お知らせ】来年2027年の「おうえんカレンダー」、販売中です!




 くわのみ書房は「12人の絵本作家が描くおうえんカレンダー2027」を販売しています。1部1100円(税込)です。

 このカレンダーは2011年の東日本大震災に伴う東京電力福島第一原子力発電所事故をきっかけに、原初事故の影響から子どもたちを守ろうという趣旨で作られるようになりました。2027年版からは、その願いを可能な限り世界に広げ、戦争や災害によって大切な日々を奪われた子どもたちにも目を向けて支援の輪を広げます。

 カレンダーの絵を提供したのは12人の絵本作家。あべ弘士、降矢なな、あおきひろえ、こしだミカ、市居みか、吉田尚令、うさ、長谷川義史、酒井駒子、ふじわらのじこ、どいかや、谷口智則のみなさんです。原画展が全国各地で始まります。

 2027年はカレンダーの売り上げから、認定NPO法人日本国債ボランティアセンター(JVC)、認定NPO法人いわき放射線市民測定室たらちねに寄付することになっています。詳しくは一般社団法人応援カレンダープロジェクトのウェブサイト(http://12ehoncalendar.com)をご参照ください。(店主)


#くわのみ書房





2026年9月25日金曜日

【本の紹介】馬と人間(たくさんのふしぎ2026年10月号)




 馬がいっそう愛おしくなる写真絵本です。馬をこよなく愛する作者と一緒に、馬を訪ねる旅に出かけましょう。

 今、私たちに一番身近な馬は、競馬に出る競走馬かもしれません。でも、この絵本に競走馬はほとんど登場しません。自然の中で暮らす野生馬や、人々の生活を支えてきた家畜の馬たちです。日本だけでなく世界中で、馬は人間と生活をともにしてきたのです。

 馬と人間の付き合いは今から4000年ほど前に始まったそうです。馬は数ある動物たちの中で、体の大きさ、背骨の形、首の長さなどが人にとって乗りやすく操りやすいこと、さらに知能が高く穏やかな性格を持ち合わせたことで、広く利用されることになりました。馬は長い間、移動手段、運搬手段として、人々の役に立ち、世界の歴史さえ作り上げてきたのです。

 大勢の馬が疾走する、迫力ある写真に魅せられます。また、親子で草を食む姿に癒されることでしょう。馬たちの姿の向こうに、あなたは何が見えますか?(店主)


馬と人間(たくさんのふしぎ2026年10月号)

水口博也 文・写真


福音館書店

2026年10月1日発行

定価880円(本体800円+税10%)


#くわのみ書房

2026年9月24日木曜日

【本の紹介】どこどこ? いたいた! どうぶつえん(ちいさなかがくのとも2026年10月号)




 動物園の楽しみを追体験できる絵本です。読んだあとに、また動物園に行きたくなります。

 動物園では、動物たちがそこにいるといわれても、すぐに見つかるとは限りません。「どこどこ?」「いたいた!」の繰り返しが、動物園の醍醐味です。

 動物たちはかくれんぼをしているのでしょうか。隠れているように見えるのは、いろいろな目的や役割があるそうです。例えばアジアゾウは、姿を隠すため鼻で砂ぼこりを巻きあげているようですが、これは直射日光や寄生虫から肌を守るためと考えられているそうです。

 動物たちへの理解は、実際に見ることでをいっそう深まります。見て知って考える。子どもの成長に合わせて、動物園の楽しみ方も変わっていきます。(店主)


どこどこ? いたいた! どうぶつえん(ちいさなかがくのとも2026年10月号)

あおきあさみ さく


福音館書店

2026年10月1日発行

定価500円(本体454円+税10%)


#くわのみ書房

【本の紹介】まどをあけよう(かがくのとも2026年10月号)




 窓について学べる絵本です。どのお家にも窓があります。窓は私たちの暮らしを快適にしてくれます。

 外からお家に帰ったら、まず窓を開けます。窓を開けて風を通すと、淀んでいた空気が流れ、爽やかな気持ちになります。

 窓にもいろいろあります。開け方が違うと、それぞれの種類に応じて工夫が施されています。スムーズに開け閉めできるようによく考えられいて、感心してしまいます。実は、開かない窓もあります。光を採り入れて、家の中を明るくするための窓です。

 そういえば、窓はお家だけでなく、乗り物にもついていました。お家の窓と比べてみても面白いですね。(店主)


まどをあけよう(かがくのとも2026年10月号)

百木一朗 さく


福音館書店

2026年10月1日発行

定価500円(本体454円+税10%)


#くわのみ書房

2026年9月23日水曜日

【ご案内】子どもの本のろうどく会 vol.22

 



 くわのみ書房は「子どもの本のろうどく会 vol.22」を開催します。くわのみ書房のスタッフが子どもの本を声に出して読みます。子どもだけでなく、大人も楽しめます。お気軽にご参加ください。


■日 時:2026年9月26日(土)午前11時~11時30分

■会 場:くわのみ書房

■対 象:子どもと大人

■参加費:無料


※事前のお申し込みは不要です。

※当日の店舗営業は午前12時(正午)から開始します。


〈お問い合わせ〉くわのみ書房

電話:047-419-3567

電子メール:mulberrybookstore@gmail.com

(Facebook、Instagramのメッセージでも受け付けます)


#くわのみ書房

【本の紹介】なんにもしないでいられるばしょ

 ねずみの子どもが、何もしないで静かにしていられる場所を探すお話です。その目的は明確です。ねずみの子どもは、自分が本当にやりたいことは何なのか、ゆっくり考えたかったのです。柔らかいタッチの美しい絵も魅力的な絵本です。  森の中に古い楡の木があります。その根元にねずみの一家が住んで...