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絵本・児童書の専門書店です。小さいカフェもあります。

絵本と楽しいひとときを過ごしましょう。素敵な絵本をご紹介します。大切な人とご一緒に、あるいはお一人でも。あなたにぴったりの絵本が見つかりますように!

2026年3月11日水曜日

【本の紹介】ぼくの名前がきえないように




 主人公の名前は、フランシスコ。教室のコートかけに書いてある自分の名前が消えかけていることに気づきますが、その理由は分かりません。

 フランシスコは自分の意見が、なかなか言えない子どもです。友だちの意見に合わせてばかりで、女の子みたいとからかわれたりもします。もやもやした気持ちのままコートかけに行くと、自分の名前が全部消えていました。

 翌日、フランシスコは転校生のヴィクトリアに話しかけられます。その後、一緒に思いっきり遊んだことをきっかけに、フランシスコの気持ちに変化が生じてきました。自分の意見をありのまま言うことで、自分が信じられるようになったのです。コートかけの名前も元のように戻っていました。

 この絵本は、子どもたちに「いやだ」ということの大切さを伝えます。フランシスコは「大人のせかいでも、いやだって言うのはかんたんじゃないんだ」ということを知り、お母さんに勇気を与えることもできました。自分の名前を失わないようにするにはどうすればよいのか。それを考えるきっかけになる絵本です。(店主)


ぼくの名前がきえないように

バティスト・ボーリュー 文

チィン・レン 絵

ひがきゆみ 訳


ひさかたチャイルド

2026年1月発行

定価1,980円(本体1,800円+税10%)


#くわのみ書房

2026年3月5日木曜日

【本の紹介】ぼくはカピバラ



 カピバラが自らを語る絵本です。私とちょっと似ているような、いやちょっと違うような…。

 カピバラは、いろいろなものをじっと見るのが好き。そこから聞こえてくるものを味わうことが好き。詩って、そういうものだと教えてくれました。なるほど。

 一番ほっとするのは、仲間と一緒にいるとき。くっついて温もりを感じることが好きみたい。でも、くっつくのに飽きたら、ばらばらになります。バラバラでも一緒。近すぎず遠すぎずが、よい。

 いつも真剣な顔つきのカピバラです。そうか。そんなことを考えていたのですか。今度、動物園で会ったら、話しかけてみてください。もちろん、心の中で呟くように…。(店主)


ぼくはカピバラ

ミケーラ・ファブリ 作

荒川はるか 訳


工学図書(山烋のえほん)

2026年2月27日発行

定価(本体1,700円+税)


#くわのみ書房

2026年3月3日火曜日

【本の紹介】世界でくらすクルドの人たち(たくさんのふしぎ2026年3月号)




 クルド人について知ることができる絵本です。東京にクルドの人たちが食べる料理を出すレストランがあり、この絵本の作者は、そのレストランに行ったことをきっかけに、クルド人への興味を深めるようになりました。

 クルド人は春になると、「ネウロズ(新しい日)」という新年のお祭りを楽しみます。春分の日が新年の始まりとされているようです。作者はネロウズのお祭りに導かれ、世界をめぐる旅を始めます。

 クルド人は昔から中東といわれる地域で暮らしてきました。その場所は現在、トルコ、イラン、イラク、シリアなどいくつかの国々にまたがっています。クルド人は自分たちの国を持つことができず、それぞれの国でマイノリティとして生きてきたのです。迫害を受けて、自由や安心を求め、ヨーロッパや北米、オセアニアなどに移り住む人々も多くいました。「国をもたない最大の民族」といわれるクルド人は、世界中に3000万人以上が住んでいるそうです。

 この絵本を通じて、地球に生きる人はだれも同じように生きる喜びを感じていることが分かります。そして私たちも、その喜びを共有することができるのです。(店主)


世界でくらすクルドの人たち(たくさんのふしぎ2026年3月号)

金井真紀 文・絵



福音館書店

2026年3月1日発行

定価460円(本体418円+税10%)


#くわのみ書房

2026年2月27日金曜日

【本の紹介】なにが はいっているのかな?(かがくのとも2026年3月号)

 


 お出かけしたとき、何やら大きな荷物を持っている人を見かけることがあります。何を運んでいるのだろう。そんなふうに気になることが、こんなふうに楽しい絵本になりました。

 まず登場するのは自転車。部品をバラバラにして、ケースに入れてコンパクトにまとめれば、電車で遠くまで運べます。山や海辺を走れば気持ちよさそう!

 何が入っているのか分からないのは、バラバラに分解してケースに入れるから。ケースから出して組み立てて、実際に使うときの姿になったら、びっくりします。この絵本ではいくつかの楽器も取り上げました。ホルンも分解してケースに入れることを初めて知りました。

 楽器といえば、チェロはそのままケースに入れるので、中身がチェロだとすぐ分かりそう。でも、大きな荷物になって、運ぶのはちょっと大変そうですね。(店主)


なにが はいっているのかな?(かがくのとも2026年3月号)

山本久美子 さく


福音館書店

2026年3月1日発行

定価460円(本体418円+税10%)


#くわのみ書房

2026年2月26日木曜日

【本の紹介】なぁーれ なぁーれ(こどものとも0.1.2. 2026年3月号)




 魔法の言葉で子どもに寄り添う絵本です。本当に魔法をかけたように、子どもの願いが叶います。

 最初の魔法の言葉は「たかーく なぁーれ」。3つ重ねられた積み木は、高くなってお家になりました。

 バラバラの電車のおもちゃには「ひとつに なぁーれ」。長く一列につながって、迫力満点です。

 おにいちゃんは「とんねるに なぁーれ」で、とんねるになってくれました。「なぁーれ なぁーれ」の魔法はすごい威力です。(店主)


なぁーれ なぁーれ(こどものとも0.1.2. 2026年3月号)

山田ゆみ子 さく


福音館書店

2026年3月1日発行

定価460円(本体418円+税10%)


#くわのみ書房

2026年2月20日金曜日

【ご案内】子どもの本のろうどく会 vol.17




 くわのみ書房は「子どもの本のろうどく会 vol.17」を開催します。くわのみ書房のスタッフが子どもの本を声に出して読みます。子どもだけでなく、大人も楽しめます。どなたもお気軽にご参加ください。


■日 時:2026年2月28日(土)午前11時~11時30分

■会 場:くわのみ書房

■対 象:子どもと大人

■参加費:無料

※事前のお申し込みは不要です。


〈お問い合わせ〉くわのみ書房

電話:047-419-3567

電子メール:mulberrybookstore@gmail.com

(Facebook、Instagramのメッセージでも受け付けます)


#くわのみ書房

2026年2月19日木曜日

【本の紹介】くるりがもりのおべんとうやさん




 お昼のお弁当が楽しみになる絵本です。心がこもったお弁当づくりでみんなに幸せを運びます。

 お話の舞台は、くるりがもり。たくさんの動物たちが仲良く暮らす森です。

 たぬきのやまぶきさんとやぐるまさんはお弁当屋さんです。今日も、山から川から畑から、おいしいものを集めて、お弁当づくりが始まります。

 おかずをたくさん作ります。なぜかというと、お客さんに合わせたお弁当をつくっているから。さあ、どんなお弁当ができるのでしょう。どれもみんな、おいしそうですよ。(店主)


くるりがもりのおべんとうやさん

ボコヤマクリタ


めくるむ

2025年5月発行

価格本体1,700円+税


#くわのみ書房

【本の紹介】ぼくの名前がきえないように

 主人公の名前は、フランシスコ。教室のコートかけに書いてある自分の名前が消えかけていることに気づきますが、その理由は分かりません。  フランシスコは自分の意見が、なかなか言えない子どもです。友だちの意見に合わせてばかりで、女の子みたいとからかわれたりもします。もやもやした気持ちの...