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絵本・児童書の専門書店です。小さいカフェもあります。

絵本と楽しいひとときを過ごしましょう。素敵な絵本をご紹介します。大切な人とご一緒に、あるいはお一人でも。あなたにぴったりの絵本が見つかりますように!

2026年9月2日水曜日

【本の紹介】僕への小さな旅




 小さな旅の絵本です。子どものころに暮らした海辺の町に帰る旅です。青い空と海の水平線が鮮やかに描かれています。

 夏休みを過ごした古い洋館は、おばあさんの家でした。屋根裏の部屋に残されたおもちゃ箱の中に見つけた赤いボタンは、くまのぬいぐるみのチョッキについていたもの。くまの「モルン」は大切な友だちでした。

 病院に行くとき、本を読むとき、そしておやつの時間も、モルンといつも一緒でした。夜、夢の中でモルンと一緒に月に行くと、そこはまぶしい光が満ちた遊園地。大人気のジェットコースターの人ごみに紛れ、モルンと離ればなれになったとき、チョッキの赤いボタンが取れてしまいます。そして、夢から覚めたあと、もうモルンと会うことはありませんでした。

 でも、古い洋館の屋根裏の部屋には子どものころの大切な思い出も残されていました。忘れていても、思い出はそこで待っていてくれたのです。僕への小さな旅を終えるときがきました。思い出と一緒に帰ることにしましょう。(店主)


僕への小さな旅

伊藤正道


ポプラ社

2006年9月12日発行

定価:本体1,400円[税別]


#くわのみ書房

2026年8月28日金曜日

【ご案内】子どもの本のろうどく会 vol.21




 くわのみ書房は「子どもの本のろうどく会 vol.21」を開催します。くわのみ書房のスタッフが子どもの本を声に出して読みます。子どもだけでなく、大人もご一緒に楽しめます。お気軽にご参加ください。


■日 時:2026年8月29日(土)午前11時~11時30分

■会 場:くわのみ書房

■対 象:子どもと大人

■参加費:無料


※事前のお申し込みは不要です。

※当日の店舗営業は午前12時(正午)から開始します。


〈お問い合わせ〉くわのみ書房

電話:047-419-3567

電子メール:mulberrybookstore@gmail.com

(Facebook、Instagramのメッセージでも受け付けます)


#くわのみ書房

2026年8月26日水曜日

【本の紹介】子どもを描く 林明子の世界




 絵本作家の故林明子さんの足跡を辿る一冊です。素晴らしい絵本をたくさん生み出した林さんの創作の秘密に迫ります。

 林さんの絵本の魅力は、人物や動物たちの生き生きとした描写にあります。描く対象を徹底的に観察し、愛情を注いでいることが私たちに伝わります。

 この本の「Part 2 絵本づくりの舞台裏」は圧巻です。『はじめてのおつかい』をはじめとする絵本創作の、まさに舞台裏を垣間見ることができます。絵本づくりの過程を知ることは、私たちの絵本の理解をいっそう深めることになります。

 林さんは今年2026年7月、残念ながら亡くなられました。ご冥福を祈りつつ、多くの愛される絵本を残してくださったことに、あらためて感謝したいと思います。(店主)


子どもを描く 林明子の世界

福音館書店編集部 編


福音館書店

2026年4月20日発行

定価:2,640円(本体2,400円+税10%)


#くわのみ書房

2026年8月25日火曜日

【本の紹介】なきむしなきこちゃん




 泣き虫がスッキリする絵本です。涙の海の水平線を目指しましょう。

 大きな目から涙がこぼれ落ちそう。子どもが泣き出しました。この子は「なきこちゃん」。なきこちゃんのお部屋からお話が始まります。

 大粒の涙は「ぼとん ぼとん」と床に溜まります。なんと、ベッドがぷかぷか浮いてきてしまいました。そして、とうとう家の外へ溢れ出します。なきこちゃんはベッドに乗って、広い広い涙の海を漂います。

 水平線の向こうにはどんな冒険が待っているのでしょう。なきこちゃんの涙は止まるのでしょうか。そして、なきこちゃんはまた自分のお部屋に戻ることができるのでしょうか。(店主)


なきむしなきこちゃん

ザ・キャビンカンパニー


福音館書店

2026年5月15日発行

定価1,870円(本体1,700円+税10%)


#くわのみ書房

2026年8月23日日曜日

【本の紹介】すなにぎゅー(ちいさなかがくのとも2026年9月号)




 砂と遊べる絵本です。いろいろなものを「ぎゅー」と押し付け、型取りをしてみましょう。

 海の砂浜にやってきました。波が綺麗にさらった砂浜は平らになりました。

 立っていたところに足跡がくっきり。手の平を押し付ければ、砂に手形が残ります。砂浜に流れ着いたいろいろなものを押し付けてみましょう。「ぎゅー」

 どんな形になって跡が残るでしょう。押し付ける場所を変えれば、違った跡が残ります。いろいろ試してみましょう。おや、また波が来て…。(店主)


すなにぎゅー(ちいさなかがくのとも2026年9月号)

古賀充 さく


福音館書店

2026年9月1日発行

定価500円(本体454円+税10%)


#くわのみ書房

【本の紹介】やまのてせんがはしる(かがくのとも2026年9月号)




 山手線の走る姿を描いた絵本です。その周りの景色も丁寧に描きます。

 山手線は東京の街をぐるりと一回りする電車です。東京には山手線以外にもたくさんの電車が走っています。だから山手線は、走りながら、いろいろな電車と出会います。

 絶えず変化を続ける東京の街。風景も以前とずいぶんと変わっていることに、あらためて驚かされます。また新しい電車が走るようになり、乗り入れる路線も増えてきました。山手線が出会う電車はたくさんあり、人々の生活を広げています。

 大勢の人々が暮らす街、東京。人々の平和な暮らしがいつまでも守られますように願っています。(店主)


やまのてせんがはしる(かがくのとも2026年9月号)

さく ケッソクヒデキ


福音館書店

2026年9月1日発行

定価500円(本体454円+税10%)


#くわのみ書房

2026年8月20日木曜日

【本の紹介】はいたつやのスピッツ(こどものとも2026年9月号)




 チーターのスピッツは配達屋さんです。スピッツのカッコいい仕事ぶりを描いた絵本です。

 スピッツは朝、お店に着くと、まず体操。それからお仕事が始まります。

 荷物の配達に困難は付きもの。「どうする? スピッツ」。でもスピッツは、多少のことでは驚きません。荷物をお届け先に無事手渡した後は、いつでもニコニコ、笑顔を見せます。カッコいいぞ、スピッツ!

 チーターは地上動物として最高速度で走ることができるそうです。配達屋さんはチーターにぴったりの仕事です。スピーディに荷物を届けるスピッツは、仲間の動物たちからとても頼りにされているようです。(店主)


はいたつやのスピッツ(こどものとも2026年9月号)

くらささら ぶん

嶽まいこ え


福音館書店

2026年9月1日発行

定価500円(本体454円+税10%)


#くわのみ書房

【本の紹介】僕への小さな旅

 小さな旅の絵本です。子どものころに暮らした海辺の町に帰る旅です。青い空と海の水平線が鮮やかに描かれています。  夏休みを過ごした古い洋館は、おばあさんの家でした。屋根裏の部屋に残されたおもちゃ箱の中に見つけた赤いボタンは、くまのぬいぐるみのチョッキについていたもの。くまの「モル...