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絵本・児童書の専門書店です。小さいカフェもあります。

絵本と楽しいひとときを過ごしましょう。素敵な絵本をご紹介します。大切な人とご一緒に、あるいはお一人でも。あなたにぴったりの絵本が見つかりますように!

2026年3月20日金曜日

【本の紹介】しもんのぎもん(かがくのとも2026年4月号)




 指紋(しもん)について学べる絵本です。手の指先にある、渦を巻いているような模様が指紋です。

 両手の10本の指には、それぞれ指紋があります。一つひとつの模様は異なり、同じ指紋はありません。指紋は、人によってもみんな異なります。似ている模様はあっても、同じ模様はどこにもないのです。

 指紋は自分だけのもの。では、赤ちゃんから大人になったとき、その指紋はどうなるのでしょう? 人は成長とともに体が大きくなり、見た目も変わります。それでも指紋の模様が変わることはありません。大きさは変わっても、模様はずっと変わりません。

 指先に怪我をしても、治れば元通り。自分の指紋は、いつまでも自分だけのものです。世界に一つしかない、とても大切なものなのです。(店主)


しもんのぎもん(かがくのとも2026年4月号)

齋藤槙 さく


福音館書店

2026年4月1日発行

定価500円(本体545円+税10%)


#くわのみ書房

2026年3月19日木曜日

【本の紹介】ともだちドライブバロバロブーン!(こどものとも年中向き2026年4月号)




 自動車のお友だちが3人(3台?)集まりました。みんなで仲良くドライブに出かけるようです。

 同じ形のスポーツカーです。でも色が異なります。黄色のきいちゃん、緑色のみどりちゃん、青色のあおくん。みんなで「バロバロブーン!」と出発です。

 似ているけど、みんなそれぞれちょっと個性的。きいちゃんはのんびりしているけど、あおくんはせっかち。みどりちゃんは気まぐれで、寄り道してみんなと離れ離れになってしまいました。

 でも、大丈夫。探しにきてくれたお友だちと、また一緒にドライブです。どこまで行くのでしょう。ワクワクする気持ちをいっぱい感じる絵本です。(店主)


ともだちドライブバロバロブーン!(こどものとも年中向き2026年4月号)

たしろちさと さく


福音館書店

2026年4月1日発行

定価500円(本体545円+税10%)


#くわのみ書房

2026年3月18日水曜日

【本の紹介】くだものくださいな(こどものとも0.1.2. 2026年4月号)




 くだものと仲良くなれる絵本です。くだものは、食べて美味しいのはもちろんのこと、見ていても楽しくなるのです。

 くだものは、大きかったり、小さかったり、その姿形はさまざま。それぞれ独自の色で自分らしさをアピールしています。

 そんなくだものたちを、この絵本は貼り絵で描きました。ストックしている紙の中から、一つひとつの果物に合う紙を選び出すところから作業を始めます。手作業が生み出した優しい表現が心に伝わります。

 どのくだものも、みんな美味しそう。子どもと大人が一緒に楽しめる絵本です。(店主)


くだものくださいな(こどものとも0.1.2. 2026年4月号)

みやまつともみ さく


福音館書店

2026年4月1日発行

定価500円(本体545円+税10%)


#くわのみ書房

2026年3月12日木曜日

【本の紹介】ともだちはどこ?




 友だち、そして家族のつながりをあたたかく描いた絵本です。日々の暮らしの中にある幸せが、穏やかで豊かな世界をつくります。

 茶色の子馬が、おかあさん、おとうさんと馬小屋で暮らしていました。鶏と猫の友だちもいます。朝になると、友だちは子馬に会いに馬小屋まで来てくれます。

 ところが、ある朝、友だちが来てくれません。子馬は「ぼくの ともだちは どこ?」と不安になります。自分から会いに行こうと思い付きますが、馬小屋は扉が閉まり、なかなか外に出られません。何とか馬小屋を出た子馬が、友だちを訪ねて見たものは…?

 繊細に描かれた絵から命のぬくもりが伝わります。さて、馬小屋に帰った子馬が見たものは? 最後のサプライズに笑顔が浮かびます。(店主)


ともだちはどこ?

文:マーガレット・G・オットー

絵:バーバラ・クーニー


瑞雲舎

2026年2月1日発行

定価(本体1700円+税)


#くわのみ書房

2026年3月11日水曜日

【本の紹介】ぼくの名前がきえないように




 主人公の名前は、フランシスコ。教室のコートかけに書いてある自分の名前が消えかけていることに気づきますが、その理由は分かりません。

 フランシスコは自分の意見が、なかなか言えない子どもです。友だちの意見に合わせてばかりで、女の子みたいとからかわれたりもします。もやもやした気持ちのままコートかけに行くと、自分の名前が全部消えていました。

 翌日、フランシスコは転校生のヴィクトリアに話しかけられます。その後、一緒に思いっきり遊んだことをきっかけに、フランシスコの気持ちに変化が生じてきました。自分の意見をありのまま言うことで、自分が信じられるようになったのです。コートかけの名前も元のように戻っていました。

 この絵本は、子どもたちに「いやだ」ということの大切さを伝えます。フランシスコは「大人のせかいでも、いやだって言うのはかんたんじゃないんだ」ということを知り、お母さんに勇気を与えることもできました。自分の名前を失わないようにするにはどうすればよいのか。それを考えるきっかけになる絵本です。(店主)


ぼくの名前がきえないように

バティスト・ボーリュー 文

チィン・レン 絵

ひがきゆみ 訳


ひさかたチャイルド

2026年1月発行

定価1,980円(本体1,800円+税10%)


#くわのみ書房

2026年3月5日木曜日

【本の紹介】ぼくはカピバラ



 カピバラが自らを語る絵本です。私とちょっと似ているような、いやちょっと違うような…。

 カピバラは、いろいろなものをじっと見るのが好き。そこから聞こえてくるものを味わうことが好き。詩って、そういうものだと教えてくれました。なるほど。

 一番ほっとするのは、仲間と一緒にいるとき。くっついて温もりを感じることが好きみたい。でも、くっつくのに飽きたら、ばらばらになります。バラバラでも一緒。近すぎず遠すぎずが、よい。

 いつも真剣な顔つきのカピバラです。そうか。そんなことを考えていたのですか。今度、動物園で会ったら、話しかけてみてください。もちろん、心の中で呟くように…。(店主)


ぼくはカピバラ

ミケーラ・ファブリ 作

荒川はるか 訳


工学図書(山烋のえほん)

2026年2月27日発行

定価(本体1,700円+税)


#くわのみ書房

2026年3月3日火曜日

【本の紹介】世界でくらすクルドの人たち(たくさんのふしぎ2026年3月号)




 クルド人について知ることができる絵本です。東京にクルドの人たちが食べる料理を出すレストランがあり、この絵本の作者は、そのレストランに行ったことをきっかけに、クルド人への興味を深めるようになりました。

 クルド人は春になると、「ネウロズ(新しい日)」という新年のお祭りを楽しみます。春分の日が新年の始まりとされているようです。作者はネロウズのお祭りに導かれ、世界をめぐる旅を始めます。

 クルド人は昔から中東といわれる地域で暮らしてきました。その場所は現在、トルコ、イラン、イラク、シリアなどいくつかの国々にまたがっています。クルド人は自分たちの国を持つことができず、それぞれの国でマイノリティとして生きてきたのです。迫害を受けて、自由や安心を求め、ヨーロッパや北米、オセアニアなどに移り住む人々も多くいました。「国をもたない最大の民族」といわれるクルド人は、世界中に3000万人以上が住んでいるそうです。

 この絵本を通じて、地球に生きる人はだれも同じように生きる喜びを感じていることが分かります。そして私たちも、その喜びを共有することができるのです。(店主)


世界でくらすクルドの人たち(たくさんのふしぎ2026年3月号)

金井真紀 文・絵



福音館書店

2026年3月1日発行

定価460円(本体418円+税10%)


#くわのみ書房

【本の紹介】しもんのぎもん(かがくのとも2026年4月号)

 指紋(しもん)について学べる絵本です。手の指先にある、渦を巻いているような模様が指紋です。  両手の10本の指には、それぞれ指紋があります。一つひとつの模様は異なり、同じ指紋はありません。指紋は、人によってもみんな異なります。似ている模様はあっても、同じ模様はどこにもないのです...