今年2021年もたいへんお世話になりました。支えてくださったみなさまに心から感謝申し上げます。ありがとうございました。新型コロナウイルスの感染状況はまだまだ先行き不透明です。くれぐれもお身体大切にお過ごしください。そして、どうぞよいお年をお迎えください。
来年2022年の営業は明日1月1日(土)から始めます。ただ、同日の営業は午後3時までです。1月4日(火)から通常通りの営業となります。(店主)
今年2021年もたいへんお世話になりました。支えてくださったみなさまに心から感謝申し上げます。ありがとうございました。新型コロナウイルスの感染状況はまだまだ先行き不透明です。くれぐれもお身体大切にお過ごしください。そして、どうぞよいお年をお迎えください。
来年2022年の営業は明日1月1日(土)から始めます。ただ、同日の営業は午後3時までです。1月4日(火)から通常通りの営業となります。(店主)
悲劇的なお話を伝える絵本です。悲しみを乗り越えた後、一つの希望が残されたことも伝えます。
動物たちが暮らす「ブルーノ」という王国がありました。国民と王様がお互いに慕い合う平和な国でした。ある夜、ブルーノを凄まじい嵐が襲い、多くの国民がその犠牲となります。王様の兵隊は助けに来ませんでした。なぜ?
絵本の前から、ある村に住む民の物語が進みます。絵本の後ろから、王様の物語が進みます。2つの物語には、それぞれの真実がありますが、交わることはありませんでした。そして、大きな悲劇を生み出すことになります。
2つの物語は最後に絵本の真ん中で一つにつながります。悲しみが消えることはないでしょう。でも、平和を願う希望は残り、私たちはそれが永遠に続くよう祈っているのです。(店主)
ブルーノ
Fukase
福音館書店
2021年10月15日発行
定価1650円(本体1500円+税10%)
くわのみ書房の年末年始の営業時間について、以下の通りお知らせします。2022年1月4日(火)から通常営業となります。
2021年
12月28日(火)通常営業
12月29日(水)臨時休業
12月30日(木)通常営業
12月31日(金)午前11時から午後3時まで
2022年
1月1日(土)午前11時から午後3時まで
1月2日(日)定休日
1月3日(月)定休日
子どもと一緒にゆっくり読みたい絵本です。見開きページの絵から読み取れる物語も楽しんでください。
見開きページの絵は、次の見開きページの絵に物語をつなぎ、絵本全体で時空を超えた世界を表現しているようです。その世界を一つにつなげているのは私たちの命です。
たくさんつながった命の中に、あなたの命もあることを忘れないでください。あなたの命も、大切な命の一つです。
作者はシンプルな言葉でメッセージを伝えます。そのメッセージを世界の全ての子どもたちに伝えたいと思います。「どんな きみも たいせつだよ」
きみはたいせつ
クリスチャン・ロビンソン 作
横山和江 訳
BL出版
2021年9月10日発行
定価 本体1600円+税
クリスマスにはいたるところでたくさんのクリスマスツリーが輝きます。ツリーの飾りには、飾る人それぞれのいろいろな思いが込められています。でも、ちょっと想像してみましょう。「もしクリスマスツリーが世界にひとつしかなかったら……」
クリスマスが近づくと、たった1本のクリスマスツリーに多くの人が集まります。大好きなものを飾ろうと長い列をつくります。ツリーはキャンドルに照らされ、ひときわキラキラ輝きます。
ところが、2人の大男が喧嘩を始めてしまいます。倒れたキャンドルの火がツリーに移り、一気に燃え広がりました。人々は逃げ去り、残されたのは黒こげになったツリーと、一人の女の子だけ。女の子が毎日水をあげても、黒こげのツリーは、青い葉を出すことはありませんでした。
女の子は黒こげのツリーのてっぺんに、小さな真っ赤なハートを飾ります。やがて夜になり、月の光に照らされて、その姿が世界中の人々の心に届くと奇跡が起こります。想像から生まれた奇跡です。この絵本は、想像が奇跡を起こすことを後押しします。(店主)
世界にひとつしかクリスマスツリーがなかったら
池谷剛一
P-Book project(発売:えほんの杜)
2020年10月21日発行
定価:2400円+税
数えて遊ぶ絵本です。1から10まで数えます。
扉のページで子犬がお布団を引っ張り出しました。ページをめくると、子犬が1匹で「1わんこ」。ページをめくるたびに次々と1匹ずつ増えていきます。
お布団よりもふわふわの子犬たち。いったいどこから出てくるのでしょう。10わんこそろったら「おやすみなさい」、と思ったら、あれあれ…?!
シンプルな絵と構成の絵本です。最後のページで「また あした」。何度でも楽しみましょう。(店主)
かぞえるえほん おやすみ わんちゃん
なかむらみはる
偕成社
2021年11月発行
定価[本体価格1000円+税]
森に暮らす動物たちとの会話が始まる写真絵本です。動物たちが私たちをじっと見つめています。何を語りかけているのでしょう。
北米ノースウッズの森の中、動物たちにカメラを向けて、そのまま視線が返ってきた一瞬を捉えました。言葉は無くても、多くのことを語り合っているように思います。
動物たちと森は一体化しているようです。森の中で動物を探すことは、森全体を見ることにほかならない。そして、私たちは動物たちの目を通じて森から見られているのでしょう。
「もりは しずまりかえり なにも しゃべらないけれど いつだって きみを みている」
動物たちを抱き抱える森は自然の世界そのものであり、私たちもその世界に暮らす一員に過ぎません。森に見られていることを忘れないようにしたいと思います。森のトナカイも登場して、クリスマスにぴったりの絵本になりました。(店主)
もりはみている
大竹英洋 文・写真
福音館書店
2021年9月30日発行
定価990円(本体900円+税10%)
今年もサンタクロースは世界中の子どもたちにプレゼントを届けます。さて、プレゼントを配り終えたサンタクロースは、そのあといったい何をしているのでしょう?
みなさん、知っていましたか? サンタクロースは小人たちと一緒に、フィンランドのコルバトントリという山の麓にある秘密の村に住んでいます(同じ作者による絵本「サンタクロースと小人たち」に描いてあります)。クリスマスイブにサンタクロースと小人たちは世界中をまわり、プレゼントを配り終えました。どうして一晩でそんなことができのか、ですって? サンタクロースはこう答えます。「クリスマスには、ふしぎな力が あるからだよ」
長旅で疲れたサンタクロースと小人たちは、まずトナカイたちに毛布をかけて食べ物をあげました。それからみんなでサウナに入ります。冷え切った身体が温まり、満ち足りた気持ちになります。さあ、いよいよ、サンタの村の冬休みが始まります。
冬休みは13日間。12月25日から翌年の1月6日まで、とても楽しい日々が続きます。どんなふうに過ごすのか、ですって? この絵本を見て確かめてください。(店主)
サンタクロースの冬やすみ
マウリ・クンナス 作
いながきみはる 訳
偕成社
2021年10月発行
定価[本体価格1800円+税]
1枚の絵と短い文で構成されたページが連なります。そこに物語がある訳でもない。でも、通奏低音のように一つの物語が流れていることを感じます。
何かを強く訴えかけてくる絵ではありません。温かみが伝わり、見飽きることがない絵です。
命令調の言葉で語りかけてくるのは、いったい誰でしょう。どうして抵抗もなく、その言葉を受け入れることができるのでしょう。
描かれているのはクリスマスの前の夜。とても静かな夜の物語です。(店主)
もみのき そのみを かざりなさい
五味太郎
アノニマ・スタジオ(KTC中央出版)
2020年10月31日発行
定価:本体1500円(税別)
インパクトのある表紙です。目が2つある目玉焼きは、ただの目玉焼きではないぞという雰囲気を醸し出しています。
目が2つあるとお顔のように見えるからでしょうか。玉子に備わった生命力が見事に甦ったようです。
シンプルな形と色使いの絵で、目玉焼きを作る手順を追って構成した絵本です。玉子という食材が焼くという調理のプロセスで目玉焼きというご馳走に変化する面白さを感じることができます。
目玉焼きを食べるときの味付けは自由。私はソースをかけて食べるのが好きです。みなさんはいかがですか? (店主)
めだまやき(こどものとも0.1.2. 2022年1月号)
増田純子 さく
福音館書店
2022年1月1日発行
定価440円(本体400円+税10%)
クリスマスの楽しいお話をこの絵本でお届けします。クリスマスにはいつも不思議なことが起こります。
人形のピッキはリナのお気に入り。ピッキはいつもリナと一緒です。クリスマスの飾りも一緒につくります。リナは窓に星の飾りを付けました。
クリスマスの前の日、リナとピッキはおかあさんと買い物に出かけます。楽しい買い物を済ませて帰る途中、リナはピッキを落としてしまい、そのまま気づかずに行ってしまいました。
ピッキは、自分で動くことはできません。でも、クリスマス・イブを告げる鐘の音を聞くと、不思議な力が湧いてきました。すっくと立ち上がると家に向かって歩き始めます。ピッキは再びリナと会うことができるのでしょうか。そして、ピッキを助けてくれた白い髭のおじいさんはいったい誰なのでしょう。(店主)
ピッキのクリスマス
小西英子 作
福音館書店
2021年10月15日発行
定価990円(本体900円+税10%)
介護について考えましょう。「わたしたちと介護」を特集テーマにした「母の友」2022年1 月号を販売中です。
日本の65歳以上の高齢者人口は2021年9月15日現在の推計で3640万人。全人口の29.1%を占めています。介護に向き合うことは、多くの人たちにとって避けられない問題の一つです。
面白い切り口の特集企画です。「老いと演劇」をテーマにした劇団の主宰者、日本で暮らす日本人以外の人たちの介護について考察する人、介護現場を撮影するカメラマンが登場します。ヤングケアラーの問題も取り上げます。
私は自分と妻の両親をすでに失くし、介護は自分たち自身の問題になっています。先行きは不透明で、なかなかこれで安心とはならないものですね。(店主)
「母の友』2022年1月号
福音館書店
2022年1月1日発行
定価580円(本体527円+税10%)
コンクリートについて学べる絵本です。子どもとおとうさんが車で出かけるところから始まります。おとうさんは大学でコンクリートを研究しています。
コンクリートは人工の石です。材料は主にセメントと水、そして骨材と呼ばれる大小さまざまな石の粒です。そのほか、特別な性質を持たせるための材料の粉や、化学薬品などが使われるそうです。
水はコンクリートを固めるため必要になるという解説を読んでびっくりしました。セメントは直径0.02ミリメートルくらいの小さい粒で、これが水に触れるとセメントの成分が溶け出し、化学反応で水和物という固い物質をつくります。水和物がつなぎ合って石の骨材を取り囲み、大きな固いコンクリートができるのです。
いたるところで見かけるコンクリートは私たちの生活を幅広く支えています。大事に使うことが安心・安全につながります。そのためにも、私たちがコンクリートの知識を深めることが大切だと思いました。(店主)
コンクリートってなに?(たくさんのふしぎ2022年1月号)
細田暁 文
小輪瀬護安 絵
福音館書店
2022年1月1日発行
定価770円(本体700円+税10%)
木の物語です。描かれているのは「たいぼく」と呼ぶに相応しい大きな桜の木です。
どこかの街の公園にある木でしょう。静かに佇んでいるようにみえる木ですが、近づいてみればそこには多くの生き物が集まっていることが分かります。
春、シジュウカラやヒヨドリなどの鳥たちは、葉に付く虫や、木の実を食べています。葉の上のシャクトリムシがどんなに食べても、葉が食べ尽くされてしまうことはなさそうです。葉の付け根から出てくる蜜はアリの大好物です。
夏、トカゲやカエルが暑さを凌ぐため木陰で休んでいます。セミの幼虫は地面の下に広がる根から樹液を吸っているはずです。秋、落ち葉は虫たちのエサになります。そして、冬。落ち葉は生き物たちの暖かい寝床にもなるのです。
たいぼくは季節を通して一つの世界を形作ります。あなたの街にもたいぼくがありませんか? 身近なたいぼくを観察する楽しさを教えてくれる絵本です。(店主)
たいぼく(かがくのとも2022年1月号)
齋藤槇 さく
福音館書店
2022年1月1日発行
定価440円(本体400円+税10%)
小さくなったせっけんとけしごむが仲良く冒険の旅に出かけます。とても楽しいお話で、ウキウキした気持ちになる絵本です。
洗面台のお皿の上で小さく丸くなったせっけんは、子どもの手から「つるりん!」と落っこちてお家の中の片隅に転がります。筆箱の中のけしごむも今ではすっかり小さく丸くなって、「ころりん!」と子どもの手を離れ転がっていきます。
小さく丸くなったせっけんとけしごむ。そっくりな二人が出会って友だちになりました。さっそく冒険に出かけます。お家の中を巡っているうちにたどり着いたおもちゃの部屋で大興奮。楽しいひとときを過ごすと、どこからか呼ぶ声が聞こえてきました。おやおや、いったい誰でしょう。
漫画のようなコマ割りの絵で構成され、テンポよくお話が進みます。明るい色使いで気分も盛り上がります。(店主)
せっけんとけしごむ(こどものとも2022年1月号)
及川賢治 作
福音館書店
2022年1月1日発行
定価440円(本体400円+税10%)
冬の寒い朝、バケツに水を張っておくと凍りつくことがあります。「バケツのこおり」です。
バケツのこおりを取り出してみましょう。空にかざすと模様が見えます。別の日にできたこおりには違う模様ができます。同じ日でも場所によって違う模様ができます。一つひとつのバケツに世界で一枚だけのこおりができます。
こおりの裏もすごいことになっています。模様があるだけでなく、小さいこおりがたくさん付いていることがあります。トゲトゲした形はまるでこおりがダンスをしているみたい。いろいろな形ができることに驚かされます。
身近な出来ことに隠されている面白さを教えてくれる写真絵本です。綺麗な写真と楽しい文章で誰もが楽しめる構成になっています。(店主)
バケツのこおり(ちいさなかがくのとも2022年1月号)
木坂涼 文
武田康男 写真・構成
福音館書店
2022年1月1日発行
定価440円(本体400円+税10%)
まあちゃんが生まれたとき、おとうさんは家の庭に小さな蜜柑の木を植えました。まあちゃんの蜜柑の木です。
まあちゃんの4歳のお誕生日に蜜柑が5個実りました。まあちゃんはさっそく1個お味見。甘くて美味しい蜜柑です。おかあさんにあげて、おとうさんにあげて、犬のポンにもあげました。
ひよどりが飛んできて「わたしにも みかん ちょうだい」といいます。残り1個の蜜柑です。まあちゃんは迷いますが…。
子どもの優しい気持ちを大人も共感できる絵本です。日向の暖かさをたっぷり感じてください。(店主)
まあちゃんのみかんのき(こどものとも年少版2022年1月号)
西巻茅子 さく
福音館書店
2022年1月1日発行
定価440円(本体400円+税10%)
大人になる前の不安定な心のひとときを鮮やかに描いた絵本です。あるがままの自分を肯定的に見てもらえるだけで、人は未来を生きてゆく勇気を与えられます。
おばあちゃんと一緒に暮らすようになった子どもは、同じ年ごろの子どもが描かれた1枚の絵に魅せられます。その子どもはかつてのおばあちゃんでした。おばあちゃんがその絵の思い出を語り始めます。
おばあちゃんは「ちょっといろいろ、いやなことがって」学校に行けなくなった時期がありました。夏休みになっても家に閉じこもってばかり。でも、おばあちゃんは、海のそばの家に一人で暮らす絵描きさんと1週間の間、一緒に過ごすことになります。
絵描きさんはおばあちゃんのおかあさんの昔からの友だちでした。天井の高い、海の見える部屋が絵描きさんのアトリエ。あるとき、絵描きさんが「おたがいの顔をかいてみようか」と提案します。こうしてできたのが、あの絵です。おばあちゃんも絵描きさんの絵を描きました。そのとき感じ取った何かが、今でもおばあちゃんの心に残っているのです。(店主)
海のアトリエ
堀川理万子
偕成社
2021年5月発行
定価[本体価格1400円+税]
冬眠する動物たちが安心して一冬過ごせる場所があります。「ホテル グッスリドーゾ」です。
ここは冬になるといろいろな動物たちが集まる「とうみんホテル」。ヤマネ、アナグマ、リス、そしてクマがやって来ました。お客様をもてなすのは3匹のうさぎたち。冬眠前の晩餐会にはご馳走が並びます。
みんなが眠りにつくと、ホテルは雪で閉ざされます。うさぎたちは「ふぶきは いつまで つづくのかしら」を案じますが、いつしか吹雪は過ぎ去り、明るく輝く春が訪れます。おやおや、クマは2匹の小さいクマを連れています。冬の間に、おかあさんになったのです。
わくわくするお話をやさしいタッチの絵がしっかり支えています。温かい気持ちになれる絵本です。(店主)
とうみんホテル グッスリドーゾ
かめおかあさこ
岩崎書店
2021年10月31日発行
定価(本体1400円+税)
大人も勇気づける絵本です。戦争のない平和な世界をつくるため、子どもたちにたくさんの本を届けようと呼びかけます。
私たちは未だに戦争のない社会をつくることができません。でも絶望することはありません。この絵本の扉のページにこう書かれています。「この混乱した世界を正すことを、子どもたちからはじめましょう。そうすれば、子どもたちがおとなたちに、すすむべき道を示してくれるでしょう」
これはイエラ・レップマンの言葉です。イエラは戦争で何もかも失ったドイツで、子どもたちに世界中から集めた本を見せてあげる活動に取り組みました。素晴らしい本は人々が理解し合うための架け橋になると信じたからです。イエラの活動は国際児童図書評議会(IBBY)の設立につながり、今では世界の80以上の国と地域にIBBYの支部ができているそうです。
この絵本はイエラが行ったことを子どもの視線で描いています。美しく洗練された絵で子どもたちの希望を表現していると思います。子どもも大人も楽しめる絵本です。(店主)
子どもの本で平和をつくる-イエラ・レップマンの目ざしたこと-
キャシー・スティンソン=文
マリー・ラフランス=絵
さくまゆみこ=訳
小学館
2021年7月19日
定価:本体1600円+税
ポップなデザインのマスクケース・ブックを販売中です。おしゃれな紙のマスクケース25枚を1冊の本にした「癒しのマスクケース・ブック」です。
新型コロナウイルスの感染拡大はまだまだ収束が見通せません。お出かけの際のマスク着用は重要な感染予防対策の一つです。外出先で食事するとき、マスクケースがあると気持ちよく過ごすことができます。
お食事の際、マスクを外したときの一時保管用にお使いください。紙のマスクケースは1枚ずつ簡単にはがすことができます。表裏ともに抗菌印刷加工をしており、衛生的に使えます。マスクケース以外にも、お手紙を書いたりポチ袋にしたり、額装して飾ったり、さまざまな楽しみ方ができます。
25枚のマスクケースには、それぞれ異なるイラストが描かれています。埼玉県川口市にあるアトリエやギャラリーを併設した福祉施設「工房集(KOBO-SYU)」で自らを表現する活動に取り組む人たちの作品です。心が和み、癒しのひとときを提供してくれるでしょう。(店主)
癒しのマスクケース・ブック
1650円(税込)
中島製本
絵本から生まれたジグソーパズルを販売中です。クリスマスプレゼントやお正月のお年玉にいかがでしょう。価格は税込で528円から628円まで。
「林明子クリスマスパズル」は、林明子さんの絵本「クリスマスの三つのおくりもの」セットの中の「サンタクロースとれいちゃん」の一場面が使われています。人気絵本の「はらぺこあおむし」や「ぞうくんのさんぽ」のパズルもあります。「ミッフィーとおともだち」は木製パズルです。(店主)
ポストカード・ブックを販売中です。絵はがきを集めて本の形に仕立てました。1枚ずつ各ページを抜き取り、絵はがきとして使うことができます。
4種類あります。絵本作家でもある堀内誠一さんのポストカード・ブックは2種類。ロングセラー絵本の「たろうのばけつ」と「わらべうた」を絵を使いました。
和田誠さんのポストカード・ブックの絵は雑誌「話の特集」の表紙で使われたもの。クスッと笑える1コマ漫画になっています。「ちびくろ・さんぼ」の絵はがきにはトラが登場。来年2022年の干支の動物です。
手書きの文字で大切な人に思いを伝えましょう。絵はがきだったら気軽に使えます。ぜひご活用ください。定価は各1100円(税込)です。(店主)
くわのみ書房では毎月、絵本の読み聞かせを行うユニット、《えほんの木》にお願いして、テーマごとに絵本を紹介する書棚をつくっています。11月のテーマは「くま」です。絵本の世界では、くまはお馴染みのキャラクター。くまが登場する魅力的な絵本はたくさんあります。この中にお気に入りの絵本はあるでしょうか?! (店主)
誰もが一日をほがらかにスタートできる「ペペペ日めくりカレンダー」。2022年版の販売を開始します。
くわのみ書房の店内でもペペペ日めくりカレンダーはすっかりお馴染み。テーブルのかたすみで毎日、「日々野家」の生活を伝えます。
渡邊知樹さんのイラストに吹き出したり、ほっこりしたり。肩の力を抜いて一日を始めましょう。
千葉県内の取り扱い店舗はくわのみ書房だけ。すでに在庫僅少です!(店主)
*完売しました。ありがとうございました。
ペペペ日めくりカレンダー 2021 BOXセット
渡邊知樹
3400円(税込)
「母の友」2021年12月号が入荷しました。特集のテーマは「意外と簡単! 片付けのヒント」です。
多くの人が悩んでいるであろう、家の中の片付け。家屋が気持ちよく過ごすためのヒントを探ります。
整理収納アドバイザーの水谷妙子さんは「片付けの仕組みを知る」と楽になるといいます。水谷さんは片付けの仕組みを4段階に分けて考えています。「整理」「収納」「片づけ」、そして「掃除」です。この4段階に沿った解説はとても分かりやすく、参考になります。
巻末付録に絵本作家・五味太郎さん特製の「”しりとり” クリスマス アドベント・カレンダー」が付いています。併せてお楽しみください。(店主)
「母の友』2021年12月号
福音館書店
2021年12月1日発行
定価580円(本体527円+税10%)
シャチの生態を紹介する写真絵本です。迫力ある写真でシャチの海の暮らしを伝えます。
シャチは「海のギャング」と呼ばれ、恐れられてきました。今では水族館でも観ることができるシャチですが、実は自然の中でどのような暮らしをしているのか、最近まであまりよく分かっていなかったそうです。
シャチの暮らしぶりについて本格的な調査が始まったのは1970年代。カナダやアメリカ北部の太平洋沿岸の海に暮らすシャチがその対象になりました。シャチの背びれや、背びれのすぐ後ろの白い模様は1頭ごとに違いがあるそうです。研究者たちはこれらの違いを手がかりに、1頭ごとに見分けて観察を続けました。この海で暮らすシャチの群れはおかあさんを中心とする家族であり、メンバーの入れ替わりもなく、その絆はかなり強いことが分かってきました。シャチのメスは80歳くらいまで長生きするので、自分の経験や知識を家族に伝えていくこともできます。シャチは家族の伝統を受けついで生きているのです。
ただ、シャチは地球上のほぼすべての海に生息しており、それぞれの海のシャチたちは自分たちが住む海の環境に合わせて、独自の暮らしをしています。四方を海で囲まれた日本でも、ときおりシャチは観察されているそうです。(店主)
シャチのくらし 伝統を受けついで生きる(たくさんのふしぎ2021年12月号)
水口博也 文・写真
福音館書店
2021年12月1日発行
定価770円(本体700円+税10%)
白鳥は、日本が冬になるとシベリアなど遠く北方からやってくる渡り鳥です。白鳥は日本でどのような日常生活を過ごしているのでしょう。
この絵本は、子どもが冬の田んぼにいる白鳥を見つけるところから始まります。白鳥は土の中にくちばしを突っ込み、何か食べているようすを描きます。
付録の解説を読むと、白鳥は日中、田んぼに落ちたもみや、稲の切り株から出た二番穂、雑草などを食べて過ごすそうです。私は、白鳥は湖や沼などの水辺で一日中過ごすと思っていたので、とてもびっくりしました。白鳥にとって、水辺は眠る場所、そして田んぼなどはおいしい食事が食べられるレストラン。この2つがセットで揃っている場所こそ、白鳥にとって最高な越冬地になるのです。
作者の荒川薫さんは実際に白鳥と越冬地で出会い、その大きさと美しさに圧倒されたそうです。荒川さんの感動がこの絵本から伝わってきます。(店主)
わたし はくちょうを みたの(ちいさなかがくのとも2021年12月号)
荒川薫 ぶん
荒川暢 え
福音館書店
2021年12月1日発行
定価440円(本体400円+税10%)
触りごこちについてあまり意識したことはありませんでした。でも確かに、触りごこちにはいろいろあります。
この絵本では、かんたくんとちかちゃんがいろいろな触りごこちを探しに行きます。二人は「さわる たんけんたい」です。
触りごこちは5種類に分けられるようです。「あたたかさ」「あらさ」「ねばりけ」「かたさ」「しめりけ」の5つ。何かピンときませんね。実際に触ってみないと分からない。いろいろ触ってみましょう。触る前に、大人に触ってよいか聞くことを忘れずに!
1つのものに、いろいろな触りごこちがあることにも気づきます。同じものでも、虫めがねで見ながら触ったり、目をつぶって触ると、触りごこちも違ってくるようです。何より面白いのは、触りごこちで私たちの気持ちが変わること。心地よい触りごこちは、私たちをうれしくさせます。本当に! (店主)
さわる たんけんたい(かがくのとも2021年12月号)
仲谷正史 文
いしだななこ 文・絵
福音館書店
2021年12月1日発行
定価440円(本体400円+税10%)
お料理作りの絵本です。たくさんのにんじんを使ってにんじん料理を作ります。 今日はにんじん好きのおとうさんとおかあさんの結婚記念日。子どもたち3人が、にんじんが主役の料理を七つ作り、にんじんパーティーを開きます。 料理の作り方を教えてくれるのはタサン志麻さん。フランス料理店で...