くわのみ書房は1月25日(土)に「くわのみ書房の茶話会 vol.6-絵本作家・竹中マユミさんを囲んで」を開催しました。ご参加予定のお一人から急なキャンセルが出て今回は5人のご参加。竹中さんの絵本に対する熱い語りに、時間が過ぎることも忘れて聞き入りました。
竹中さんはこれまでに「おたまじゃくしのチャム」(偕成社)、「おねえちゃんってふしぎだな」(あかね書房)、「とけいやまのチックンタックン」(ひさかたチャイルド)、「ひゃっくん」(偕成社)を出版されています。残念ながら「おたまじゃくしのチャム」は出版社で在庫切れになっています。
この中で「ひゃっくん」は百円玉が主人公のお話です。お金にまつわるお話で絵本をつくることはむずかしいと思いますが、竹中さんは果敢にチャレンジ。お金と真摯に向き合うことの大切さを子どもに伝える絵本に仕上げました。もともとアメリカで出版された「レモンをお金にかえる法-経済学入門の巻」(河出書房新社)という絵本にも刺激を受けたそうです。
茶話会では「ひゃっくん」の原画もみせていただきました。水彩絵の具と色鉛筆で仕上げた絵の微妙なタッチを拝見し、作家の繊細な手仕事で作品が作られていることを実感しました。茶話会終了後はミニサイン会も開いていただきました。(店主)
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