題名にある「まめ」は空豆のことです。空豆には黒いすじがあります。その黒いすじがどうしてついたのか、この絵本を読むと分かります。
お話は日本各地に伝わる民話がもとになっています。思いも寄らないお話の展開は民話ならでは。理屈抜きに楽しみましょう。
巻末の解説によると、同じようなお話はグリム童話にもあるそうです。昔々、世界の人々はどのようにつながっていたのでしょう。いつも不思議に思います。
お話はテンポよく進みます。絵はとてもシンプルです。読む人の想像力で絵本の世界を自由に形作ることができそうです。(店主)
まめとすみとわら
せなけいこ ぶん・え
廣済堂あかつき
本体1100円+税
2018年12月25日発行
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