トイレットペーパーの芯を考察する絵本です。その秘めた能力に驚かされます。
トイレットペーパーを使い切ると、芯が残ります。最近は芯がないトイレットペーパーもありますが、まだまだ多くの場合、芯があります。
指で弾けば飛んで行くし、握れば押し潰されるし、簡単に破くこともできます。トイレットペーパーの芯はとても弱いのです。ところが、これを立ててみると力強さが感じられます。上に本を乗せてもへっちゃら。たくさんの芯が集まれば、安定感も増して、かなり重いものでも乗っかりそうです。
すぐに捨ててしまうのはもったいないように思えてきたトイレットペーパーの芯。さて、どうする? (店主)
これは トイレットペーパーの しん(ちいさなかがくのとも2024年9月号)
谷内つねお さく
黑田菜月 しゃしん
福音館書店
2024年9月1日発行
定価460円(本体418円+税10%)
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