ビッグな対談が「母の友」2019年4月号に掲載されています。ロングセラー絵本の「はじめてのおつかい」をつくった作家の筒井頼子さんと画家の林明子さんのお二人による対談です。
現在、筒井さんは宮城県、林さんは長野県にそれぞれ在住されています。なかなかお会いする機会がなかったのですが、昨年、林さんの絵本原画展が宮城県仙台市の美術館で開催され、その会期中に林さんが仙台を訪ね、お二人の再会が30数年ぶりに実現しました。
筒井さんには3人の娘さんが同行していました。その娘さんたちは、絵本の「はじめてのおつかい」に登場するみいちゃん、「あさえとちいさいいもうと」のあさえちゃんとあやちゃんのモデルになった方々だそうです。
林さんは絵を描く前に写真を撮り、その写真を参照しながら絵を仕上げていきました。その撮影対象になったのが、筒井さんのご自宅だったそうです。撮影時のエピソードは絵本制作の裏話として、とても興味深く読みました。撮影から30年以上経っても、林さんは娘さんたちの中に、絵本書いた当時の姿を見ることができたと語っています。(店主)
「母の友」2019年4月号
福音館書店
本体537円
2019年4月1日発行
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