「暮らしの手帖」第94号(暮しの手帖社)をお届けします。自転車を安全、そして快適に乗るための記事が掲載されています。子育て中で自転車を愛用している方は大勢いらっしゃいます。本号の「自転車について知ってほしい20のこと」が参考になりそうです。
自転車は毎日の生活で、小さい子どもと一緒に移動する際にも便利な交通手段です。免許がなくても乗ることができます。でも、何より求められることは安全性です。自転車の事故は年間約9万件に及び、そのうち84%を自動車との事故が占めています。自転車と自動車の事故では当然、自転車側の被害が大きく、自動車側が99.9%無傷であるのに対し、自転車側は99.6%が死傷しているそうです。
自転車も加害者になることがあります。歩行者や自転車との事故で賠償金が発生することもあります。1億円に近い高額賠償金の判決例もあるそうです。賠償金などの支払いで役に立つ自転車保険についても紹介されています。
子どもを2人乗せられるのは「幼児2人同乗基準」に適合している自転車だけです。では、子供2人を乗せる際、前と後ろの座席のどちらを先に乗せるのがよいのでしょうか。正解は、後ろの座席に大きな子どもを乗せてから、前の座席に小さい子どもを乗せます。降ろすときは、前が先、後ろが後になります。子どもに自転車を乗るときの交通ルールを教えるのによい方法も紹介されています。それは、自転車に子どもを同乗させているときから親がルールを守ること。大事なことです。(店主)
「暮しの手帖」第94号
暮しの手帖社
本体857円+税
2018年5月25日発行
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