やっぱりおやすみ前に読む絵本でしょうか。「ねられん ねられん」といっていたかぼちゃの子が、最後には「もう ねまーす」と眠りにつきました。
扉のページから登場したのはおつきさん。ぺーじをめくると、「はやく ねなさーい」とかぼちゃの子を諭します。でも、頭にかえるさんが乗っていては眠れません。おつきさんが「どいて もらいなさーい」といういと、かえるは案外素直にどいてくれました。
ところが、今度は背中にいもむしさんがくっついていました。次々に眠れない理由が出てきて、かぼちゃの子はなかなか「おやすみなさーい」が言えません。
シンプルな絵と一緒に、ほのぼのとした会話が繰り返し続きます。毎日忙しく過ごす大人も、一日の終わりに読めばきっと癒されることでしょう。(店主)
ねられん ねられん かぼちゃのこ(こどものとも年少版2018年6月号)
やぎゅうけんいちろう さく
福音館書店
2018年6月1日発行
本体389円+税
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