児童書専門店の会留府で毎月開かれる「絵本の会」に参加するため、千葉市まで出かけました。今回のテーマは「大人に絵本を」。大人を意識した絵本もたくさん出版されています。一味違う大人の絵本の中から、自分のお気に入りを探しましょう。
私が持参した絵本は「岸辺のふたり」(くもん出版)。父と娘の別れ、そして娘が年老いた後の父との再会を、シルエットを強調して色彩を抑えた絵で描きます。父は岸辺からボートに乗ってどこかに行ってしまいます。父と別れ、娘は自立しますが、子育ても終えて人生が終わろうとするとき、別れた岸辺で父と再会を果たします。父は自立した娘を、ずっとどこかで娘を見守っていたのかもしれません。
この絵本は、アニメーションとして作られた作品を監督自身が絵本化したものです。アニメーションがそのまま絵本になったような印象があり、評価が分かれるポイントになりそうです。アニメーションをもとに作られた絵本には「きりのなかのじはりねずみ」(福音館書店)があり、この絵本も話題に上りました。
このほか、「ラストリゾート」(BL出版)、「パリのおばあさんの物語」(千倉書房)が紹介されました。新刊の絵本では「森のおくから」(ゴブリン書房)、「ホウホウフクロウ」(福音館書店)が取り上げられました。また、テーマから離れますが、「みつごのおてんばむすめ いだずらだいすき」(DEMPAペンタン)も紹介されました。
このほか、「ラストリゾート」(BL出版)、「パリのおばあさんの物語」(千倉書房)が紹介されました。新刊の絵本では「森のおくから」(ゴブリン書房)、「ホウホウフクロウ」(福音館書店)が取り上げられました。また、テーマから離れますが、「みつごのおてんばむすめ いだずらだいすき」(DEMPAペンタン)も紹介されました。
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