くわのみ書房は7月20日に茶話会を開催しました。今回お招きしたゲストはイラストレーター・デザイナーのオオノ・マユミさん。「ボローニャ国際絵本原画展の楽しみ方」をテーマに、2時間たっぷりとお話していただきました。
オオノさんは、ボローニャ国際絵本原画展ノンフィクション部門で入選を果たした2017年から毎年ボローニャを訪れています。その経験をもとにミニマガジンの「ボローニャブックフェアに行ってきました」を19年6月に制作し、現在絶賛販売中です。また同年5月に発刊されたオオノさんの著書「誕生花で楽しむ、和の伝統色ブック」(パイ インターナショナル)もボローニャとの関わりの中で生まれました。
ボローニャ・ブックフェアは、フランクフルト、ロンドンのブックフェアと合わせ、世界三大ブックフェアの一つに数えられます。このフェアの中で行われる大きなイベントの一つがボローニャ国際絵本原画展です。オオノさんのお話はブックフェア全体のようすから、入選された方の授賞式のようすまで興味深いことばかり。臨場感あふれるお話に加え、この日ご参加いただいた方々との会話もはずみ、本当に楽しいひとときになりました。
オオノさんは絵本専門フリーライターの寺島知春さんが制作・販売する「ボローニャてくてく通信」2019年第2号に寄稿し、2019年のボローニャ・ブックフェアについて詳しくレポートされています。また現在、東京の板橋区立美術館では「2019イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」が開催中です(8月12日まで)。オオノさんの「ボローニャブックフェアに行ってきました」はくわのみ書房でも販売しています(500円+税)。(店主)
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