スケールの大きい絵本です。子どもが地球をおんぶしたり、だっこしたり、両手で持ち上げたりするようすを描きます。
そんなことできる訳がない。大人はきっとそう思うでしょう。でも、この絵本を読めば、いとも簡単にできることが分かります。
草の上に大の字になって寝転んでみましょう。そのようすを遠いところから見たら、ほら地球をおんぶしているように見えました! うつぶせに寝転べば地球をだっこしているみたい。まっすぐに逆立ちしたら地球を両手で支えているみたいに見えるはずです。
視点を変えることで今までとは違った風景が見えてきます。小さな子どもが大きな地球を相手に遊ぶことだってできるのです。想像力を働かせれば、そこから新しい物語が始まります。(店主)
どんなふうにみえるの?
林木林/作
はたこうしろう/絵
鈴木出版
2020年3月16日発行
本体1300円+税
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