雲の形から想像を膨らませれば無限の物語を作ることができます。まずは、この絵本から聞こえてくる物語に耳を傾けてみましょう。
リズミカルな文章は、声に出して読めば旋律を生み出し、歌のように流れていきます。心地よくページをめくり、作者が雲の上で繰り広げるお話を楽しめます。
龍の住みかになっているのは入道雲でしょうか。劇的な絵の展開が目を見張ります。色の使い方が効果的です。
空を見上げれば雲が浮かんでいます。雲に思いを馳せて小さな物語を紡いでみましょう。きっと幸せな一日になります。(店主)
あのくも なあに?
富安陽子 ぶん
山村浩二 え
福音館書店
本体900円+税
2018年5月5日発行
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