意味のない言葉にカラフルな絵を組み合わせて作った絵本です。絵にも、とくに意味はないようです。言葉を声に出せば音になります。意味を持たない音と絵のハーモニーを楽しみましょう。
この絵本をつくる作業は、言葉として意味のない音を声で出すことから始まりました。たくさんの音が産み出され、これはいいと選ばれた音に絵が付けられました。さらに絵本として読まれるときの流れを考え、10場面に絞り込んでいきました。
音と絵を感覚的に楽しむ絵本です。誰よりも作者自身が、音と絵のマッチングを存分に楽しんだようです。そして、子どもたちがどう受け止めてくれるのか、その反応を楽しみにしています。
果たして最後の場面で子どもたちはどんな反応をみせるのか。この絵本を読んであげる大人も、きっとわくわくしてくるでしょう。(店主)
つん こん ぱっ(こどものとも 0.1.2. 2018年7月号)
こぺんなな さく
福音館書店
2018年7月1日発行
本体389円+税
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