この絵本のお話は、いばりんぼうの猫が主人公です。猫の名前はごろんたです。長いひげと太いしっぽがピンと立っています。大きなからだで、とにかく偉そうです。
偉そうにしていると自分勝手だと思われます。仲良く遊んでいるほかの猫たちからは、遊びの邪魔をしているように見られてしまいます。ごろんたは、猫の仲間から避けられるようになってしまいました。
今日もごろんたは、いつもみんなが遊んでいる公園にやって来ました。でも、誰もやって来る気配がありません。一人でぶらんこをこいでいると、いつの間にか白い子猫が隣のぶらんこに乗っていました。ごろんたと子猫が楽しそうに遊ぶようすを見て、ほかの猫たちも集まって来ました。
ごろんたは最後までずっといばりんぼうのままです。でも、どこか憎めません。そんなごろんただから、周りには猫の仲間たちが集まります。この絵本を読んで、ごろんたの友だちになりましょう。(店主)
ねこのごろんた(こどものとも年中向き2018年7月号)
鍋田敬子4
さく
福音館書店
2018年7月1日発行
本体389円+税
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