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2016年9月10日土曜日

【本の紹介】きのこってなんだろう?



きのこってなんだろう?
かがくのとも2016年10月号
福音館書店

小林路子 さく

 白樺の森の小径で苔の中から出てきたのは、ベイテングタケというきのこでした。赤い傘に白いつぶつぶが描かれて、見た目もきれいなきのこです。作者の小林さんによると、毒きのこなのに、とても人気があるそうです。確かにマンガやアニメの中でも、よく見かけるきのこです。
 ベニテングタケを例に、きのこのライフサイクルが語られます。傘が開くと、目に見えないくらい小さい胞子が出てきます。胞子がたくさん出て、うすい煙のように見えるときもあるそうです。胞子が地面に着くと、地面の下で糸のようなものが出てきます。菌糸です。
 菌糸と菌糸はくっついて、どんどん伸びて増えていきます。実はこの菌糸こそ、きのこの本体です。私たちが目にするきのこは、菌糸が子どもを増やすためにつくられるものであり、植物の花と同じような役割を果たしているそうです。
 きのこにはたくさんの種類があります。美しく描かれたきのこたちを、図鑑を見るように楽しみましょう。面白い形のきのこもありますよ。

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