みずたまり
フレーベル館
殿内真帆
子どもは、いろいろなものとお話することができます。この絵本では主人公のふくちゃんが、雨が上がった後、お家の前にできたみずたまりと楽しく会話しています。
ふくちゃんがバシャバシャとみずたまりに入ると、「おいおい、しずかにしておくれ」という声が聞こえます。話しかけてきたのは、みずたまりでした。「ここからいろんなものをみているんだから」と言います。ふくちゃんが「なにがみえるの?」と聞くと、みずたまりは「さっき、なないろのにじがみえたんだ」と答えました。
次の日も次の日も、ふくちゃんとみずたまりの会話は続きます。でも、みずたまりはだんだん小さくなっていくようです。とうとうお別れの日がやってきます。みずたまりは「あめがふったらまたあおう」と言いました。
ふくちゃんは次に雨が降る日が楽しみです。てるてるぼうずを逆さに吊るして待ってます。みずたまりと毎日会話することで、ふくちゃんも少しずつ成長したように思います。
ふくちゃんは次に雨が降る日が楽しみです。てるてるぼうずを逆さに吊るして待ってます。みずたまりと毎日会話することで、ふくちゃんも少しずつ成長したように思います。
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