ロボとピュータのはいくえほん なつやすみのまき
福音館書店
あらしやまこうざぶろう・ぶん
みなみしんぼう・え
著者の嵐山光三郎さんによる俳句絵本に「ピッキーとポッキーのはいくえほん おしょうがつのまき」(福音館書店)があります。ただ残念なことに、その発刊後、絵を描かれた安西水丸さんが亡くなられてしまいました。もともとシリーズ化するお考えがあり、改めて絵の担当を南伸坊さんに託してこの絵本が制作されたと思われます。
夏休みの始まりの日、おとうさんのロボから俳句の作り方を教わった息子のピュータ。おとうさんに自分の俳句を「いいはいくだ」と褒められ、ピュータは「ことしのなつやすみは、はいくをいっぱいつくることにしました」と張り切ります。
お話は絵日記の形で続きます。公園や海、縁日に行ったり、花火やキャンプをしたり、夏休みは俳句にする題材がたくさんあります。友だちやお隣さん、猫のくろちゃんや犬のしろくんまで、たくさんの人が作り始めたようです。
子どもが描いたようなほのぼのとした絵に俳句が重なります。声に出して読めば、楽しさも倍増します。
子どもが描いたようなほのぼのとした絵に俳句が重なります。声に出して読めば、楽しさも倍増します。
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