ひこざさんとまほうのじゃがいも
こどものとも年中向き2016年9月号
福音館書店
木村晃彦 さく
この絵本の主人公は、いのししのひこざさん。畑に埋めたじゃがいもが増えるのを待ちきれず、何回も掘り出して食べてしまいます。
おくさんのおみつさんは、ポテトサラダやこふきいも、ポテトフライなど、美味しそうなじゃがいも料理を次々に登場させます。ひこざさんが待ちきれないのも仕方がないですね。
畑に一つだけ残ったじゃがいもを、ひこざさんは何としても守ろうとします。といっても、自分が食べないように我慢するだけ。ひこざさんはそのため、自分宛の立て札まで作りました。その甲斐あって、じゃがいもは元の数より多く収穫することができました。本当に魔法のようです。よかったね、ひこざさん。
作者の木村晃彦さんは宮崎県でペンションを経営し、奥さまと一緒に育てた野菜などをお客様に提供されているそうです。パンを作る小麦やデザートの果物、そしてハチミツまで自作されているそうです。この絵本はそうした生活の中から生み出されました。土から作り出される食べ物の美味しさがとてもよく伝わってきます。
作者の木村晃彦さんは宮崎県でペンションを経営し、奥さまと一緒に育てた野菜などをお客様に提供されているそうです。パンを作る小麦やデザートの果物、そしてハチミツまで自作されているそうです。この絵本はそうした生活の中から生み出されました。土から作り出される食べ物の美味しさがとてもよく伝わってきます。
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