ママのバッグ
こどものとも年少版2016年9月号
福音館書店
花山かずみ 作
読んでいてとても楽しい気持ちになる絵本です。鉛筆で描き込まれた柔らかいタッチのモノクロの絵から、たくさんのお話を読み取れるからでしょうか。
雨の日、傘をさして、主人公のしゅうくんとママがお買い物でお出かけするところから絵本は始まります。絵本の色使いは赤と黒。ママの赤いバッグ以外は黒い鉛筆で描かれています。
しゅうくんはママとはぐれないよう、しっかり赤いバッグを見ています。でも、バッグだと思ったら赤いポストでした。次はりんご、赤いお魚のタイ、そしてランドセル。赤いバッグはいろいろなものに変わります。「あれれ ママじゃない!」
でも、ママはすぐにしゅうくんを見つけてくれました。「ああ よかった」
お買い物をする商店街にはたくさんのお店があります。そして、たくさんの人たちとすれ違います。描かれた場面ごとにたくさんのお話が詰まっています。読むたびに新しいお話が湧き出てきそうです。お店の中には千葉市に実在する絵本屋さんも登場して、うれしいサプライズでした。
お買い物をする商店街にはたくさんのお店があります。そして、たくさんの人たちとすれ違います。描かれた場面ごとにたくさんのお話が詰まっています。読むたびに新しいお話が湧き出てきそうです。お店の中には千葉市に実在する絵本屋さんも登場して、うれしいサプライズでした。
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