偕成社
和田誠 文
村上康成 絵
船乗りのおとうさんからお土産にもらったのは小さいお猿でした。この日記は、おとうさんに抱っこされたお猿と「ぼく」が初めて会ったときから始まります。
お猿に名前を付けました。おかあさんと相談して「もんきち」にしました。もんきちはブランコに乗れるようになるし、バナナを自分で剥いて食べられるようになるし、どんどん成長していきます。
ぼくは学校で理科の時間に、魚がとかげになり、とかげが毛ものになってお猿になり、お猿が人間になったとうお話を聞きました。もんきちも毛は薄くなるし、尻尾も短くなって、だんだん人間になるみたい。
日記形式でテンポ良くお話が進みます。もんきちの成長ぶりもかわいらしい。お話の最後は子供も大人もちょっとびっくり。読み終わっても、どきどきしてしまう楽しい絵本です。
0 件のコメント:
コメントを投稿