講演会「『スーホの白い馬』ーモンゴルにかかる二重虹と画家赤羽末吉の人生」
赤羽茂乃氏
2015年9月12日(土)午後2時
千葉県習志野市・大久保公民館
ロングセラー絵本の「スーホの白い馬」は、世界の多くの国でも子ども達に読み継がれているそうです。その魅力はどこにあるのでしょう。絵を描いた赤羽末吉氏のご子息の妻である赤羽茂乃氏が、絵に込められた画家の思いをお話されました。
嘘は描かない。赤羽末吉が絵を描くときにいつも心がけていたことの一つです。モンゴルが舞台の「スーホの白い馬」でも、その姿勢は徹底されています。
末吉は中国の旧満州で長年暮らし、モンゴルにも出かけて多くのスケッチを写真を残しました。大陸のおおらかさ、力強さに惹かれた末吉は、その魅力を子どもたちに伝えるとき、その真実の姿を描くことが不可欠と考えたのでしょう。旧満州から命がけで持ち帰った資料が大いに役立ちました。子どもたちも絵からリアリティを感じ取り、その魅力を理解したのだと思います。
末吉は中国への深い尊敬と愛情を持ち続けました。そして日本人として、戦争に対する中国への責任も強く感じていました。赤羽末吉は絵本を通じて、平和の大切さも伝えたかったのだと思います。
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