シリーズ6冊目の絵本です。このシリーズはものの多様性をそれぞれ丁寧に描き込んだ絵で紹介します。
1つのテーマは見開き2ページで完結します。最初のテーマが度肝を抜きます。「さるのかお」。たくさんの猿の顔が私たちを見つめています。
次の「とんでいるこんちゅう」で描かれた虫たちは、どれもカッコよくて惚れぼれします。キンバエはちょっとユーモラスでおかしい。
面白い視点と思ったのは「しまもようのいきもの」。動物だけでなく、魚や鳥もいます。虫や、爬虫類の蛇もいます。どうして縞模様なんだろうという疑問が自然と浮かびます。それがこの絵本の面白いところです。(店主)
いきものづくし ものづくし 6
なかの真美 松岡達英 島津和子 しもかわらゆみ 津村仁美 高原美和 影山徹
福音館書店
2021年8月5日発行
定価2420円(本体2200円+税10%)
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