船橋市の葛飾公民館が主催する読書会に参加しました。エーリヒ・ケストナーの「飛ぶ教室」について語り合いました。進行役を務めたのは、「ひゃっくん」(偕成社)などの作品でおなじみの絵本作家の竹中マユミさんです。
読書会は4回シリーズで、5月24日から隔週で開催されました。7月5日の最終回で取り上げた作品が「飛ぶ教室」。大好きなケストナーを竹中さんと一緒に楽しむ贅沢なひとときでした。
読書会は「飛ぶ教室」の朗読から始まりました。使用したテキストは岩波少年文庫版です。5章を参加者で回し読みします。朗読を聞くと、一人で黙読するときとはまた違った印象を受けるので不思議です。文章のリズムもよく分かるように思います。続けて10章も朗読しました。
主要な登場人物を竹中さんが整理してくださいました。あらためて作品の構成が理解できるよいサポートになりました。ケストナーの人となりについての説明もあり、作品への理解がより深まったと思います。
実は、私がケストナーを読んだのはごく最近です。岩波少年文庫に収められている作品はすべて読みました。「飛ぶ教室」はこれまでに2回読んでいます。読書会では、「飛ぶ教室」で好きな登場人物は誰か、そのほかお気に入りのケストナー作品は何かなど、楽しい話題に事欠かきません。私もケストナーの魅力を再確認することができました。(店主)
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