「暮しの手帖91号」(暮しの手帖社)が入荷しました。児童文学者の松岡享子さんが登場する記事がありました。松岡さんが今、夢中になっているのは雪のブローチを作ることだそうです。たくさん作り、チャリティバザーに出品します。
松岡さんは児童文学の翻訳者であり、作家であり、そして東京子ども図書館の創設メンバーのお一人でもあります。アメリカに留学し、その後、同地の図書館に勤めます。帰国後も図書館に勤め、やがて家庭文庫を開き、東京子ども図書館の開設に携わります。
この図書館は、松岡さんや、やはり児童文学者として著名な石井桃子さんらが協力して設立しました。運営費は出版した本の売り上げや寄付、そして手作り品のバザーの売り上げで賄われています。手作り品は古着などを材料にしています。ただ、青など色の濃い布地はなかなか使い道が見つからなかったそうです。そこでひらめいたのがブローチです。青地に白い糸で雪の刺繍を施せば、かわいい雪のブローチができあがります。
松岡さんたちは東日本大震災の被災地の復興支援活動を続けています。雪のブローチの売り上げは、子どもたちに手渡す本を購入する費用に使われているそうです。そのほか、童話の「くまの子ウーフ」などを書いた神沢利子さんのお話が「あの時のわたし」という記事にまとめられ、その後編が掲載されています。今号も盛りだくさんの内容です。どうぞ手に取ってご覧ください。(店主)
松岡さんたちは東日本大震災の被災地の復興支援活動を続けています。雪のブローチの売り上げは、子どもたちに手渡す本を購入する費用に使われているそうです。そのほか、童話の「くまの子ウーフ」などを書いた神沢利子さんのお話が「あの時のわたし」という記事にまとめられ、その後編が掲載されています。今号も盛りだくさんの内容です。どうぞ手に取ってご覧ください。(店主)
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