扉のページに牛がいます。何の変哲も無い、普通の牛です。白黒の斑模様です。後ろを向いています。
ページをめくると、牛は後ろを振り返りました。なぜ、振り返ったのかは分かりません。またページをめくります。
すると、牛がいました。同じような白黒の斑模様の牛です。さらにページをめくります。その後ろの牛も、後ろを振り返りました。理由は分かりません。するとまた、牛がいたのです。
こうして、どこまでも牛が続きます。呆れ返るほど、牛がいます。最後に牛どもはいやになって一言発します。何と言ったか。それは絵本を読んでのお楽しみ。ナンセンス絵本の傑作です。(店主)
うし
内田麟太郎/詩
高畠純/絵
アリス館
本体1300円+税
2017年7月25日発行
2017年7月25日発行
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