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2017年10月12日木曜日

【本の紹介】すいどう(かがくのとも2017年11月号)



 扉のページでは、水が地面から噴き出しています。何が起こったのでしょう。どうやら水道管に穴が開いてしまったようです。工事が始まり、水道管の修理が終わりました。
 蛇口から流れて来るお水は、水道を使って私たちの家に送られてきます。水が通る道のことを水道と言います。水道の水が流れるパイプが水道管です。
 お水は料理や洗濯、お風呂など、いろいろなことに使います。水は私たちの暮らしに欠かせないものです。だから、水を運んでくれる水道はとても大切です。でも、私たちは普段、水道についてあまり意識することはありません。水道の仕組みをわかりやすく解説しているこの絵本が、水道のことを考えるきっかけになりそうです。
 水道のお水は、もともと雨でした。雨水が集められ、綺麗にしてから水道水として使われます。水道水は使われた後、海に流れ、蒸発して雲になり、また雨になります。水は地球を循環しているのです。水道について考えることは、地球環境を考えるきっかけにもなりそうです。

すいどう(かがくのとも2017年11月号)
百木一朗 さく

福音館書店
2017年11月1日発行
本体389円+税

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