農場が舞台のお話です。青空が広がり、やさしい光がふかふかの大地に満ち溢れています。豊かな農場の暮らしに事件が起こります。農場のご主人が犬のマックスに言いました。「マックス、どろぼうを つかまえられるかい?」
ご主人は、ニンジンとイチゴ、マメ、サクランボが片っ端から盗まれていると言っています。マックスは張り切って飛び上がり、何だって捕まえてみせるとロープを咥えて駆け出しました。
食いしん坊の動物たちが登場します。どろぼうを追いかけるマックスと動物たちのおしゃべりが、何かちょっと変です。何がちょっと変なのか分かりますか。分かったら、ぜひマックスに教えてあげてください。
作者の二人はカナダ人です。のびのびとした味わいを楽しみましょう。翻訳は第23回いたばし国際絵本翻訳大賞を受賞しました。
こらっ、どろぼう!
ヘザー・テカヴェク さく
ピエール・プラット え
なかだゆき やく
きじとら出版
本体1400円+税
2017年7月31日発行
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